82:1
2024/06/20(木) 18:41:59.54 ID:fkSEwG7V0
シャルル「だがまずはワシらの過去を話さねばなるまい」
何処からともなく勝手に無数の本棚が表れた。
本棚の中のから一冊の本を取り出すと、今度は幾つかの絵画が現れた。
83:1
2024/06/20(木) 18:42:32.64 ID:fkSEwG7V0
シャルル「ルルーシュよ、一つお前に問おう」
「もし死んだ者にもう一度会うことが出来るとしたらどうする?」
ルルーシュ「……会いたい」
84:1
2024/06/20(木) 18:43:13.66 ID:fkSEwG7V0
シャルル「話を戻すぞ」
「わしと兄さんは誓った。嘘のない世界を創ろう、と」
シャーリー「嘘のない世界?」
85:1
2024/06/20(木) 18:43:46.16 ID:fkSEwG7V0
ルルーシュ「それでその計画と、8年前の真相がどう繋がるんだ?」
シャルル「マリアンヌもこの計画の同志だった」
ルルーシュ「母さんも!?」
86:1
2024/06/20(木) 18:44:19.02 ID:fkSEwG7V0
シャーリー「え!?」
あの写真に写っていた二人の母親が、いつの間にやら女の人が私の近くにいた。
マリアンヌ「大きくなったわね、ルルーシュ」
87:1
2024/06/20(木) 18:44:49.96 ID:fkSEwG7V0
―――8年前 アリエス離宮
マリアンヌ「何なの?急な用って」
「人払いはしておいたわ。コーネリアも下がらせたし」
88:1
2024/06/20(木) 18:45:26.35 ID:fkSEwG7V0
マリアンヌ「いや悔しいわね、正面からなら躱す自信があったのに」
「やっぱり駄目ね。戦場から離れて長かったし、身内だからと油断した私のミスだわ」
シャーリー「銃弾て躱せるものなの……?」
89:1
2024/06/20(木) 18:46:11.20 ID:fkSEwG7V0
――――少し前
シャルル「マリアンヌ、相談したいことがあるのだ……」
マリアンヌ「どうしたの?」
90:1
2024/06/20(木) 18:46:56.51 ID:fkSEwG7V0
シャルル「そして同時に怖くなった!」
シャルル「皆が一つになり、分かり合えれば争いも嘘もなくなる」
「誰もがありのままの自分でいられる、優しい世界になると……」
「だから今まで進んでこれた!何を犠牲にしても……」
91:1
2024/06/20(木) 18:47:26.15 ID:fkSEwG7V0
マリアンヌ「それにね、最近面白い事が起こりそうなのよ」
シャルル「ん?なんだそれは?」
マリアンヌ「ルルーシュに恋人が出来たのよ」
92:1
2024/06/20(木) 18:47:57.14 ID:fkSEwG7V0
シャルル「ん?」
マリアンヌ「回りくどいというか、不器用というか」
「そうまでして守りたいなら、はっきりと言うべきよ」
「本当に素直じゃないんだから」
179Res/132.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20