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2024/06/20(木) 18:43:46.16 ID:fkSEwG7V0
ルルーシュ「それでその計画と、8年前の真相がどう繋がるんだ?」
シャルル「マリアンヌもこの計画の同志だった」
ルルーシュ「母さんも!?」
シャルル「マリアンヌを殺したのは兄さんだ」
「だからお前たちを守らねばならなかった」
ルルーシュ「守るだと!?俺とナナリーを人質として日本に送った癖に!」
シャルル「必要があった!」
ルルーシュ「何の必要だ! 親が子を遠ざけるなんて――」
シャーリー「『本当に失いたくないものは、遠ざけておくものだ。』ってことですか?……」
ルルーシュ「!」
シャルル「そうだ!兄さんがワシに嘘をついてまでマリアンヌを殺した以上、中途半端な事をしてはまた繰り返される……」
「そう思い徹底的に遠ざけた。ワシの目の届かぬ異国の地、日本へとな」
ルルーシュ「だとしても、もっと別の―――」
シャルル「後から考えれば幾らでもいえる!だがな、時間も条件も限られておる!」
「ましてやマリアンヌが殺された直後だぞ!」
「ワシとてあの時はあれが一番いいと思ったわ!」
ルルーシュ「喧しい!逆切れするな!俺達ごと爆撃した癖に!」
シャルル「ワシとて何とかお前たちを助けようとした!」
「だが軍部はイケイケで速攻で侵攻するわ、無差別に攻撃しだすわでワシの言う事をまるで聞かん!」
「探そうにも日本はゲンブが死んで混乱の極みじゃし、おまけに酷い爆撃で証拠すら見つからんかった……」
ルルーシュ「ああ酷かったよ!あの時が一番死を覚悟からな!」
シャルル「だが助けられなかった事を今更言い訳なぞ出来るか!」
「懺悔など幾らでも出来るわ!だが何を言っても結果は変わらん!全ては過去ぉ!」
ルルーシュ「過去ぉ?」
シャーリー(……あ!これ、謝っても許されないと思ってるから全部自分の責任にする気だ)
???「そこまで。義娘ちゃんの顔が引きつってるわ」
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