【FGO/SS】本当はあったFGOハロウィン2023
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名無しNIPPER
[saga]
2024/01/24(水) 10:01:10.40 ID:0kHuVHfR0
僧衣姿の男「呪い――それは人の不幸を願う心であり、その願いは誰しも心の内にあるものだ。君にも心の内にあるはずだ。」
僧衣姿の男「君は君と君が楽しみにしていたハロウィンを裏切ったそのマスターの不幸を願い、それを叶えたいとは思わないか?」
エリザベート「そ、それは・・・・その・・・‥」
僧衣姿の男「別に強制しているわけじゃない。君の内にある呪いの力でなら、これを扱えるんじゃないかなって思ってね?」
キラーン☆
エリザベート「!?。それ聖杯!?貴方、どうしてその聖杯を持っているのよ!」
僧衣姿の男「聖杯?ああこれか・・・これは私がこの渋谷で拾ったモノだ。しかも正真正銘、この聖杯を使えば微少特異点だって作れるシロモノさ。」
僧衣姿の男「だが私にはこれを使って叶える願いがそれ程ない。なにせ私のクラスはルーラーだ。叶えたい願いなど無いのは当然だろ?」
エリザベート「ルーラー・・・貴方、もしかして何処かのはぐれサーヴァント?しかもルーラーとは大したものね。まあそんなことは私には関係ないけど・・・」
僧衣姿の男「そうかもね。もし君が良ければこの聖杯を譲ってやろう。君が経験した不幸とその内なる呪いを見込んでね?」
エリザベート「!。う〜んそうねぇ〜・・・内なる呪いとかよくわからないのだけど、聖杯を譲ってくれるというのなら・・・‥」
エリザベート「良いわよ!貴方がその聖杯を譲ってくれるなら喜んで貰い受けるわ。それに私の内なる呪いでならその聖杯を扱えるって言ってたわね?」
エリザベート「私も、あんな季節感無視でサーヴァント垂らしのマスターを呪いたかったところよ。私の呪いでマスターが不幸になるなら願ったり叶ったりよ!」
エリザベート「決めたわ・・・今年のハロウィンのテーマは『呪い』よ。この聖杯でこの渋谷の街に再び私のハロウィン特異点を築き上げるのよ!」
エリザベート「そして私のその内なる呪いで私の事を傷つけたマスターを・・・カルデアの全てを呪い、私のハロウィンの偉大さを解らせてやるのだから!」
僧衣姿の男「ほお・・・なんと素晴らしい事だ。ならばその君のハロウィンを永遠のモノとし、永遠のハロウィンで大いにカルデアを呪おうじゃないか!」
エリザベート「永遠のハロウィン・・・それも悪くないわね。私のハロウィンが永遠に続くのなら、マスターも黙って見過ごす訳にはいかないわね?」
僧衣姿の男「ああ。ではそんな内なる呪いで君の事が嫌いになったマスターを呪い、新たに永遠の渋谷のハロウィンを築き上げる事を望む君に、私から特別なプレゼントを送ろう。」
シュルッ、パァァ〜。
僧衣姿の男に渡されたモノ
https://lh3.googleusercontent.com/BbwYfShGmgi1aHgdnJjVC8CAO2DV5fptSRCfdfK4q1CY3hiuuLxIH7Zt0naR1rN4ele3mB44Bg30N6e38b3Fy8_-rhwa61lYXZDipt0NBKBA
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/gyakuyoga/article/00092161/internal_1614630447403.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800
エリザベート「なにこれ?聖杯はともかく、その紫色の不気味なモノは何?なんか誰かの指のような形をしているのだけど・・・」
僧衣姿の男「それは君の内なる呪いの力を増幅させる一種のアイテムさ。それを君の体内に取り込めば、君に呪いの力が手に入る。」
僧衣姿の男「その力でなら君はカルデアのマスターに勝てる。君の力で君の事を裏切ったマスターにお灸を添えることが出来るのだ。」
エリザベート「呪いを増幅させるアイテムねぇ〜・・・この紫色の指が・・・」
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