【シャニマス×ダンガンロンパ】シャイニーダンガンロンパv3 空を知らぬヒナたちよ【安価進行】Part.2
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134
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◆vqFdMa6h2.
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2023/09/23(土) 21:07:14.06 ID:+h3ktCbr0
灯織「にちか……はじめは自分自身と向き合うのは怖いと思うけど、大丈夫だよ。誰かを信じたいと思う気持ち、誰かと一緒に歩みたいと言う気持ちのルーツを知るだけだから」
灯織ちゃんはどこかポーッとしていて、言葉尻が妙にふわふわしている。
踵が浮いたかのように、天に登っていきそうな表情だ。
以下略
AAS
135
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◆vqFdMa6h2.
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2023/09/23(土) 21:08:33.51 ID:+h3ktCbr0
霧子「絶えず肉体の細胞が入れ替わるなかでも、その人が変わらずにその人で居続ける理由……なんだと思う?」
にちか「さあ……?」
以下略
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136
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◆vqFdMa6h2.
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2023/09/23(土) 21:10:49.67 ID:+h3ktCbr0
にちか「ほ、ほら二人とも……みんなお腹空いてるみたいですし、とりあえず後にしません?」
霧子「……」
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137
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◆vqFdMa6h2.
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2023/09/23(土) 21:11:56.12 ID:+h3ktCbr0
にちか「えっ、ちょっ……!」
私にさっきやったのと同じ手口だ。
瞬間的に感覚をシャットアウトして、その瞳の奥に引き摺り込む。
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138
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◆vqFdMa6h2.
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2023/09/23(土) 21:12:45.31 ID:+h3ktCbr0
霧子「樹里ちゃん……自分の心臓の声を聴いて……その奥底にある温かいものは何から生まれているの……?」
樹里「な、にこれ……すごく、響いてる……」
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139
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◆vqFdMa6h2.
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2023/09/23(土) 21:13:32.60 ID:+h3ktCbr0
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140
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◆vqFdMa6h2.
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2023/09/23(土) 21:14:52.81 ID:+h3ktCbr0
さっき灯織ちゃんが『目が覚めた』と言っていた理由がよくわかった。
一度俯いてから、再び上げた西城さんの表情は憑き物がとれたように、不自然なほどに明朗としていたから。
昨日までの消沈っぷりを忘れてしまったかのように、元気になった姿に私は悪寒すら覚えていた。
以下略
AAS
141
:
◆vqFdMa6h2.
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2023/09/23(土) 21:16:45.40 ID:+h3ktCbr0
樹里「にちかも聞いたほうがいいよ。霧子に一度身を委ねてみろって。自分の心臓の奥に眠るものに気づけるからさ」
にちか「ちょ、ちょっと待ってください……! 要らない、要らないですって……!」
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142
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◆vqFdMa6h2.
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2023/09/23(土) 21:18:24.20 ID:+h3ktCbr0
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そこから私たちはいつものように席について食事をとった。
雑談をしながら、今日これからどうするかを話し合いながら。灯織ちゃんもいつもと同じように口を開いてくれていた。
以下略
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143
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◆vqFdMa6h2.
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2023/09/23(土) 21:19:24.26 ID:+h3ktCbr0
真乃「透ちゃんと円香ちゃんはどうする……?」
恋鐘「どうするもなんも……うちらは適切な距離を保って、様子を見るしかなかよ。下手に刺激するのも危なかやけん」
以下略
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144
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◆vqFdMa6h2.
[saga]
2023/09/23(土) 21:20:41.30 ID:+h3ktCbr0
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【にちかの部屋】
朝食を終えると私たちはまちまちに動き出した。
私は一度部屋に戻ることにした。
以下略
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