【シャニマス×ダンガンロンパ】シャイニーダンガンロンパv3 空を知らぬヒナたちよ【安価進行】Part.2
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135: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/09/23(土) 21:08:33.51 ID:+h3ktCbr0

霧子「絶えず肉体の細胞が入れ替わるなかでも、その人が変わらずにその人で居続ける理由……なんだと思う?」

にちか「さあ……?」

霧子「記憶、じゃないかな……細胞が、脳が、体が覚えている記憶が、何度も伝播することでその人はその人であり続ける……」

灯織「それが続いていることが生きているってことなんだ……ってそう気づいたんだ」

別に霧子さんの話に変な要素は何もない。
人が生きることの是非を問うているわけでも、高尚な美徳を説いているわけでもない。
それなのに、この煩わしさはなんなんだろう。
言葉に耳を傾けているだけで、腹の底をかき乱されるような落ち着かない気持ちになる。


樹里「なあ……おい……いつまでやってんだ、早く朝ご飯食べようぜ」


(た、助かった……!)

二人に詰め寄られて、ゾワゾワとした感覚に苛まれていたところで、既に卓についていた西城さんから声が上がった。
頬杖をついて、気だるそうにこちらに手を振っている。



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