153: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/08/23(水) 22:52:19.31 ID:YMhrknSl0
〈全弾命中を確認!!Yeah!!〉
〈ハッ、急に止まりやがって!これで今度こそ────!?〉
〈あ、【アイザック】中央部に直撃弾!!【アイザック】大破、船体大幅に傾斜!!〉
154: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/08/23(水) 23:04:29.48 ID:YMhrknSl0
「Negative!! Target have no damage!! I repeat, Target
have no damage!!」
〈バカな……主砲が直撃したはずなのに……うわっ!?〉
155: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/08/23(水) 23:05:37.80 ID:YMhrknSl0
.
『キヒヒヒハハハハハハハハハッ!!!!』
156: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/08/23(水) 23:10:40.88 ID:YMhrknSl0
.
157: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/08/25(金) 22:57:53.45 ID:ES9lRitJ0
日本時間 2011/10/15 09:17
《ただいま入ったニュースです。本日未明、オーストラリア海軍艦隊がソロモン諸島沖にて“深海棲艦”との戦闘によって壊滅したと発表がありました。オーストラリア政府によれば、我々人間の形に酷似した新種の深海棲艦が確認されたとのことです。
オーストラリア海軍本部ではこの新型個体について詳細は不明・調査中とした上で、既存種と比較して極めて高い戦闘力が予想されると─────》
158: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/08/25(金) 22:58:48.06 ID:ES9lRitJ0
彡(゚)(゚)「やり甲斐ありすぎてそこらの調度品片っ端からぶっ壊したくなるレベルやが、まぁ焦らずじっくり行こうかい。
先ず、ただの無謀なサーファーや水上スキーヤーがたまたま戦場に紛れ込みました、みたいなマヌケなオチは有り得ん。何故なら共有されている敵の観測記録を見る限り、少なくともこうも一方的に嬲られるような戦力差ではなかったはずや」
(☆...●)「“ヒト型”とやらを除けば、ロ級の大型種にイ級、ハ級、ホ級。総数も【スチュアート】から報告があった限りは20は少なくとも超えていない……戦力の話をするなら、寧ろ航空支援の存在も併せれば本来ならこっちが圧倒できるレベルだ」
159: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/08/25(金) 22:59:24.38 ID:ES9lRitJ0
(☆...●)「……………30km」
彡(゚)(゚)「ファ?」
(☆...●)「深海棲艦の連中は、ロックオンができないだけじゃなくどういうわけか衛星情報による位置探知も困難だ。画像等で視覚的に認知することは辛うじてできるが、データリンクによってリアルタイムで追おうとするとエラーが多発してマトモに失敗する。
160: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2023/09/06(水) 20:53:01.55 ID:dskVu9Ou0
彡(゚)(゚)「実際、航空支援を開戦早々に喪い盲目……とまでは言わんが“近眼”の状態だったオーストラリア艦隊がそれまで安全圏だったはずの距離から攻撃食らったらまぁ泡食らうやろな。
当然、その攻撃は新たな“脅威”に最優先で振り分けられる。逆に、“随伴艦隊”は受けるダメージが軽減される……納得の行く流れやが、それでも腑に落ちんところはある」
(☆...●)「奇遇だな、俺も多分同じ点が引っかかってる。
161: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/09/06(水) 20:53:48.44 ID:dskVu9Ou0
undefined
162: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/09/06(水) 21:00:22.53 ID:dskVu9Ou0
(☆...●)「…………はぁ。俺の家庭事情で話を止めてすまん」
彡(゚)(゚)「ホンマな。お陰さんでますます結婚願望が失せたわ」
(☆...●)「未来のスキャンダルを数多減らせたようで何よりだ。軌道修正するが、まず1つ目の疑問点。オーストラリア本土は何だかんだ戦闘が発生した海域から遠い。故に一見、遥々ソロモン諸島の近海まで増援を飛ばすなんてのは無理難題に思える……が」
163: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/09/06(水) 21:01:29.28 ID:dskVu9Ou0
彡(゚)(゚)「単純な性能で言ったら近現代の戦闘機を“狙い撃てる”ような代物ちゃう。
無論肉薄爆撃が必須になる手前相応のリスクは負わなならんが、にしてもそのリスクを大きく軽減する方法もとっくの昔に確立されとる」
(☆...●)「あえて深海棲艦側に姿を晒しつつその軌道を火線で追撃させ、弾幕の隙間を大きく開かせた上での包囲突入。ロシア海・空軍はこの戦術で25体の深海棲艦共を海の藻屑にした。
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