495: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/01(日) 12:16:07.56 ID:w+jDVHjQ0
かすみ「やったぁ!! ナイスだよ、ジュカイン!!」
「カァァインッ!!!!」
が、喜ぶのも束の間──ボォンッ!! と音を立てて、ジュカインが爆炎と共に吹き飛ばされた。
「カィンッ…!!!?」
かすみ「ジュカイン……!?」
爆発に吹き飛ばされ、地面を転がったジュカインは──
「カ、ィンッ…」
ついに戦闘不能になってしまった。
かすみ「じ、ジュカイン……!」
せつ菜「……確かに、デンジュモクを倒したのはお見事でした……。……ですが、いくら動きが鈍っていても、他のポケモンを攻撃している間に炎で狙い撃つのは容易いことです……!!」
「ガドォーーンッ」
かすみ「だ、ダストダス……!!」
「ダストダァスッ!!!!」
ダストダスが、腕を伸ばしてズガドーンを拘束する。
せつ菜「……“にほんばれ”のサポートをする時間で、ズガドーンを拘束するべきでしたね。尤もそれでは、ジュカインの“ソーラーブレード”が間に合いませんでしたが」
そう言うと同時に──
「ガドーーーン」
ダストダスに拘束されているズガドーンの頭が──ポロリと落ちる。
かすみ「……!?」
せつ菜「ですが……ウルトラビースト2匹相手に、相討ちまで持っていったことは……素直に評価しますよ。──“ビックリヘッド”」
ズガドーンの頭が膨張し、爆発──しようとした瞬間。
──パァァァァンッ!!!! と音を立てて、落ちたズガドーンの頭が、水の弾丸に撃ち抜かれた。
せつ菜「……え……?」
撃ち抜かれた頭は不発し、
「ガ、ドォン」
自身のエネルギーの大部分を内包する頭部を撃ち抜かれたことによって、ズガドーンの体も崩れ落ちた。
せつ菜「……な……に……?」
さすがに何が起こったのか理解出来なかったのか、せつ菜先輩が驚きで目を見開く。
しずく「……せつ菜さん。私の手持ちには──インテレオンがいるんですよ。遠方にアーマーガアが運び出し、そこから“ねらいうち”にさせてもらいました」
せつ菜「インテレオン……? インテレオンはさっき戦闘不能にしたはずです……!」
しずく「ええ、そうですね」
そう言いながら、しず子が手の平にボールを乗せて、せつ菜先輩に見せつける。
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