382: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/28(水) 11:32:15.41 ID:bMcrfVdQ0
☀ ☀ ☀
──音ノ木上空。
穂乃果「……異常無しです」
相談役『……逆に不気味ね』
穂乃果「……ウルトラビーストの出現量は増えてるんですか?」
相談役『……今は通常の1.2倍くらいね……。恐らく、敵方がウルトラスペースを行き来しているせいで、刺激されたウルトラビーストがこっちに来ているんだと思うわ。ただ、大型種はクロユリに現れたテッカグヤくらいで……ひとまずジムリーダーたちで撃退しきれている』
穂乃果「うーん、増えてはいるんですよね……。……でも、これくらいなら異変として認識されてないってことなのかな……?」
相談役『その匙加減に関しては私たちにはわからないけど……』
穂乃果「……たぶん、海未ちゃんたちの方も戦力が相当カツカツだと思うから……場合によってはそっちに行った方がいいかも……」
相談役『実際に作戦が始まってからどうするかの最終判断は穂乃果さんに任せるわ。ただ──レックウザが現れた場合は、全ての作戦行動を中断してでも、音ノ木に急行してもらえる?』
穂乃果「はい! わかりました! それじゃ、また連絡します!」
ポケギアの通話を切る。
穂乃果「……前はディアルガ、パルキアが一度に現れたから、来ちゃったけど……ウルトラビーストはそういう脅威じゃないって思われてるのかな……」
それならそれで構わないんだけど……なんだか、気持ち悪い感じがする。
穂乃果「とにかく……私は何が起きても対応できるようにしておかないと……」
私は独り、音ノ木の警固を続ける……。
🐏 🐏 🐏
──彼方ちゃんはコメコシティで侑ちゃんの特訓の真っ最中だったんだけど〜……。
侑ちゃんと特訓をしているときに、彼方ちゃんにお話があるって人が来て……今はそこに出向いています。
そして、その相手というのは……。
エマ「……突然ごめんね、彼方ちゃん。今、コメコにいるって聞いたから……」
エマちゃんでした。
私はエマちゃんに呼ばれて、エマちゃんの寮のお部屋に来ています。
彼方「うぅん、大丈夫だよ〜。でもどうしたの?」
エマ「……あのね、彼方ちゃん。……わたしを果林ちゃんのところに連れて行って欲しいの」
彼方「…………」
なるほど……。そういう話か〜……。
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