283: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/25(日) 10:27:49.95 ID:PfMOWZim0
リナ『侑さん、おはよう!』 || > ◡ < ||
侑「お、おはよう……///」
リナ『? どうかしたの?』 || ╹ᇫ╹ ||
侑「うぅん、なんでもない……あはは……///」
リナちゃんにもわかるくらい動揺していたけど、笑って誤魔化した。
そんな中、
果南「そんじゃ、侑ちゃんも起きたし、準備しようか〜」
果南さんは肩をぐるぐる回しながら言う。
侑「準備って……?」
果南「もちろん、潜る準備だよ♪」
気付けば──ホエルオーは360度を水平線に囲まれた海のど真ん中で、停まっていた。
曜「侑ちゃんも出発前に渡されたダイビング装備出してね〜!」
侑「あ、は、はい!」
そう言いながら、曜さんはもうダイビングスーツを着始めている。
私も焦って、ダイビング装備を広げて、スーツを着始める。
侑「あ、あれ……うまく脚が入らない……?」
果南「そのままだと大変だから、軽く中を引っ張り出してから着ると楽だよ。ほら、こんな感じに……」
果南さんが実践して見せてくれる。
倣うようにやってみると──
侑「あ、ホントだ……」
果南さんの言うとおり、簡単に着ることが出来た。
果南「ゆっくりでいいよ。むしろ、これは私たちの命を守る装備だから、わからないところは全部聞いてね」
侑「は、はい!」
果南さんに教えてもらいながら、着実に準備を進めていく。
善子「……ちょっと曜、これ見てみなさいよ」
曜「え、なになに?」
善子「このボールベルト、水圧下に耐えるだけじゃなくて、腕に付いてるボタンを押すとボールが射出出来るわ!」
曜「わ、ホントだ!? これ、どうなってんの!?」
リナ『ウォータージェットで飛ばすみたいだね。取り込んだ水を使うから、水中でなら無限に使えるよ』 || ╹ ◡ ╹ ||
曜「へー! すご!」
善子「自由が効かないときでも、咄嗟にポケモンを出せるようにこうなってるみたいね」
ヨハネ博士と曜さんは装備を確認しながら、なんだか楽しそうだ。
果南「……これでよしっと! 苦しいところとかない?」
侑「はい! 大丈夫です!」
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