284: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/25(日) 10:28:32.73 ID:PfMOWZim0
こちらも果南さんのお陰で、スーツの装着が終わったところだ。
果南「あとは緊急時用の携行ボンベと、携行ライトは……よし。……フィンを付けて、ボールベルトにボールを付け替えて……ダイビングマスクを首に掛けて……レギュレーターは潜る直前だね」
侑「ほぼ全部やってもらっちゃった……ありがとうございます」
果南「いいのいいの! 曜ちゃん、善子ちゃんはどう?」
善子「ヨハネ!」
曜「たぶん、だいたい出来たと思う。チェックお願い」
果南「あいよー」
私だけかと思ったけど……果南さんは曜さんとヨハネ博士の装備も入念にチェックし始める。
リナ『果南さんはダイビングのプロだからね。安全確認は全部プロにやってもらった方が安心』 || ╹ ◡ ╹ ||
リナちゃんはそう言いながら、私の腕で装着モードになる。
リナ『私は海中では基本、侑さんにくっついて行動するね』 || ╹ ◡ ╹ ||
侑「うん、わかった」
リナ『それじゃ、イーブイの装備もしちゃおう!』 || > ◡ < ||
侑「そうだね。イーブイ、おいで」
「ブイ」
私が装備を整える間、待っていたイーブイを呼び寄せる。
イーブイのダイビング装備の最終チェックも果南さんにお願いするけど、出来る範囲で進めておくに越したことはないだろう。
侑「足上げてー」
「ブイ」
イーブイの装備は私たちに比べると少なく、ダイビングスーツとレギュレーターくらいだ。
とはいえ、イーブイが自分自身で装備出来るようなものではないので、丁寧に着せていく。
侑「よし……出来たよ」
「ブイ♪」
果南「お、どれどれ〜?」
曜さんとヨハネ博士のチェックが終わって戻ってきた果南さんが、イーブイの確認を始める。
果南「……うん、問題なさそうだね! あとイーブイのレギュレーターは先につけてあげてね」
侑「はい。イーブイ、これ噛んで」
「ブイ」
イーブイがレギュレーターに噛みついたのを見計らって、後ろにバンドを引っ張って固定する。
果南「よしよし。海中に潜る間はずっとこれだけど、我慢するんだよー?」
「ブイ」
侑「よかった、あんま苦しそうじゃないね」
リナ『イーブイ用に作ってくれたものだからね! ぴったり!』 || > ◡ < ||
ポケモン用のレギュレーターは、口から放してしまわないように、固定式になってるらしい。
普段と違うから嫌がるかなとも思ったけど……イーブイは意外とすんなり受け入れてくれた。
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