256: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 11:26:35.66 ID:IGCv6YWI0
歩夢「あ、ライボルトも起きたんだね」
「ライボ…」
侑「ボ、ボールから出したの……?」
歩夢「うん。ジョーイさんに回復してもらったあとは、ボールから出してたよ。ね、ライボルト」
「ライボ…」
ライボルトはのっしのっしとこちらに歩いてきて、歩夢の傍に身を伏せる。
侑「……い、意外と大人しい……?」
歩夢「昨日の内に仲良くなったんだよ。ね、ライボルト」
「ライボ…」
ライボルトは表情こそ変えないものの、昨日の激しい戦闘が嘘のように大人しい。
侑「相変わらず、すぐポケモンと仲良くなれるんだね……歩夢は」
歩夢「え? 普通だよ……この子は大人しかったし」
「ライボ…」
歩夢が傍らのライボルトの鬣を撫でると、短く鳴き声をあげる。
……相変わらず、どっちが“おや”なのかわからなくなってくるなぁ。
歩夢「ライボルト、あなたの“おや”の侑ちゃんだよ」
「ライボ…」
何故か、歩夢から紹介されてるし……。
侑「よ、よろしくね、ライボルト」
昨日の激闘の手前、少しおっかなびっくりになってしまうが、
「ライボ」
ライボルトは再びのっしのっしと歩きながら、私の傍らまで近づいて、
「ライボ」
短く鳴きながら、頭を垂れた。
歩夢「ライボルトも侑ちゃんの強さを認めてくれてるみたいだね」
侑「……そっか」
どうやら、“おや”として、認めてくれてはいるようで安心する。
侑「ライボルト、これからよろしくね」
「ライボ」
これで手持ちも無事3匹目。これで、コメコジムに──
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