【マギレコ】 最後の世代の魔法少女たち
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82: ◆3U.uIqIZZE[sage]
2022/07/28(木) 21:26:30.45 ID:EEyFH7CuO
「浄化システムは私がいないと消えちゃう。どうして私がメンバーに選ばれなかったのかな?」
「それは既に手を打ってある。いつか灯花が開発したゲームが役に立つ」
「リトルバケーションを覚えてるかにゃー?」
「あ……最近、すっかり忘れてた……」
「リトルバケーションに、ういのアバターを作って、紅晴結菜の対象変更でコアをアバターのういに移す。
 あとは設定を弄って、相応の環境と機材、電力を確保するんだよ。これについては、わたくしとねむで、
 あてがあるから大丈夫だよ。ミラーズ対策も考えておいたからね」
「そうだ、記憶読み取り対策!どんな方法?」
「能力の解釈が間違っていたら考え直しだけど、梢麻友の中止の能力だ。聞いた限りでは、
 この能力は、相手の行動を止めさせることができるらしいんだ。だけど、相手がこちらを
 再度認識した場合は、効果が切れてしまうみたいなんだ」
「だから、何かの能力と合成できれば、記憶の読み取り対策もできるかもしれない」
「合成かぁ。梢さんと藍家さんの能力と……まだ足りないんだよね?」
「意外かもしれないけど、春名このみ能力と合成すれば、いけるかもしれない」
「私と同じ附属の先輩だ。どういう能力を持ってたかな?」
「手元にある情報では、文字通りの意味で花を添える能力だよ」

灯花が春名このみの能力を説明すると、フェリシアが疑問をぶつけた。

「待て待て。花が何の役に立つんだよ?」
「確かにこの能力単体だと、だから何としか思えないよー」
「本当にただ花を添えるだけらしいからね」
「だけど、花を添える能力に中止の能力を合成すれば、花を記憶読み取り防止の
 装飾品にできる可能性はある。花がW計画協力者の目印にもなるだろう」
「記憶が読み取られたかどうか、判断する方法はないんだよねー。気休め程度にしか
 ならないかもだけど、何もしないよりはマシなんだにゃー」
「それじゃあ今度、梢さんと春名さんに連絡しないと」
「いろはさんは梢さんと面識がないと思いますから、同じ学園に通う私が接触してみます。
 代わりに、いろはさんは春名さんへ依頼していただけますか?」
「分かったよ。ありがとう、さなちゃん」


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