309: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2024/08/19(月) 23:50:11.87 ID:G3J+e0ts0
例えば、廃止される直前は履修者が0に近い人数であったと仮定しよう。確かにその場合、戦車整備や備品調達の上で金食い虫である戦車道が“整理”の対象となるのは経営的な点から言えば妥当である。
公立校なのにという声は出るかもしれないが、公立校、即ち税金によって運営されているからこそ無駄遣いは許されない。記録が綺麗サッパリ消えてる点については、さっきの“行政的うっかりミス”説を採用すればなんとか納得できる。
だが無駄遣いは許されないからこそ、その状況が10年、20年と放置されている可能性は0に等しい。実際、少なくとも1992年には全国大会の三回戦まで進出している記録があったのを覚えている。
そこから戦車道が姿を消すまで、推定たった三年程。
或いは1992年は、廃止間近に魅せた最後の輝きだったのかもしれない。ただならば尚更、その当時の履修者にとって西住さん達の鮮烈な活躍は反応せずにいられない筈だ。
マイナー競技だから耳に届かなかった?あり得ない、それこそ西住さんをきっかけに“第三次戦車道ブーム”とも言うべきムーヴメントが起きつつあり、海外のニュースにまでその名を取り上げられているような有り様だぞ?OGのほぼ全員がたまたま何らかの不幸で五感を喪っていたとかでもない限り説明がつかない。
(メメ^ω^)(それに、“売れ残った”とされるW号を始めとした戦車の処理も不可解だお)
倉庫にスクラップとして転がっていた、駐車場に放置されていて誰も気づかなかった、はまだ理解できる。自然区画の池の中やら崖下、放置区画に等しい甲板下の隅っこ、ウサギ小屋の中、揚げ句の果てに沼の底。買い手がつかないからといって、そんなところにわざわざ投棄する労力を割く意味は皆無に近いだろう。
そもそもその“買い手”にしたって、動向に疑問点がある。
他の戦車にどんな物があったかは知らないが、W号といえば様々なマイナーチェンジが施されナチス・ドイツの装甲主戦力の一角を担った名車。カバさんチームのV突も生産量においてはW号をさえしのぎ、実際に長砲身型が黒森峰でも採用されている。
無論各校の車両特色や編成の問題もあるため一概には言えないにしても、大学や社会人チームも含めてありとあらゆる団体が全てたまたまこの二両を必要としない状況だった、というのは少々想像しづらいところだ。
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