【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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9: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/04/13(水) 21:30:14.12 ID:s0CqhW+t0

夏葉「機械の体というのも便利なものよ。今の私は視力が光学望遠鏡並みにあるもの」

あさひ「本当っすか?! それじゃ、星も見放題っすね!」

夏葉「ええ……あれは、シリウスね」

冬優子「い、いやいや……星見たとこで名前がわかるわけでもないでしょうが」

あさひ「あ、それじゃああっちは!?」

夏葉「あれは……M78星雲ね」

冬優子「え、ウソ……本当に?」

雛菜「まあこの際機械になってるのは一旦置いとくとして〜、本当にあなたは放クラの最年長さんで変わらないんですか〜?」

夏葉「雛菜? それはどういう意味かしら」

雛菜「今はさも同一人物のようにお話ししてますけど、今雛菜たちの前にいるロボットさんが本当にそうなのかなって」

ルカ「……そうプログラムされただけのロボット、ってことか」

夏葉「……難しい話ね。私からすれば、私が私であることに疑いようはないのだけど、あなたたちからすれば私が有栖川夏葉だという確証は持てない」


残酷な話ではあるが、それは実際その通りだ。
今目の前にいるのは有栖川夏葉の見た目を模倣して設計されたアンドロイド。
喋り方、思考、佇まいの随所に彼女を感じることはできるが、もしそう動くために設計されたアンドロイドだというのならそれはそれで納得がいく。
いや、むしろ本人の人格を移し替えたなんて奇想天外な話よりも筋が通った話だと言えるかもしれない。
あまりの非現実を前にして、慎重になってしまうのは致し方がない。



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