【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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◆vqFdMa6h2.
[saga]
2022/05/06(金) 20:50:45.00 ID:OQT/+f4M0
そして、メカ女に対する並々ならぬ思いがこみ上げてくる。
今この体に入っていった栄養は、こいつの死があってこそのもの。
感謝なんてするわけではない、それは死の冒涜に他ならない。
かといって、謝るのも違う。私とメカ女との関係性をはき違えた言葉は送るべきじゃない。
____では、死を犠牲にして生き永らえた私たちから送るべき言葉はなんなのだろうか。
その答えがどうしても見つからず、私はただ手を合わせた。
何もしないのも気が済まず、手持ち無沙汰になった体で無理やりできる表現のかたち。
何を表現しているのかもわからないが、祈りとは元来そういうものなのだろうと悟った。
言葉にできない万感の思いと言う奴だ。
共に同じ時間を過ごしてきた人間として、私にできるのはそれくらいのものだった。
ルカ「……ごちそうさま」
他の連中も、一通り食事をし終えると不思議と手を合わせていた。
食前食後のただの習慣のやつもいたんだろうが、少なくとも甘党女のそれは私と同じ文脈にあるものだったんだと思う。
そうじゃなきゃ、わざわざメカ女の方に体まで向けはしないだろう。
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