【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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271: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/05/06(金) 20:52:22.67 ID:OQT/+f4M0

モノクマ「食事というのは間接的な他殺に他なりません。生きとし生けるもの、常に殺しと共にある。ぼかぁそういう営みの尊さを、この同期提供で噛み締めてもらいたかったんだよね」

モノクマ「どうだい? 有栖川さんを犠牲にしたあんパンのお味は」

ルカ「……クソまずい」

モノクマ「そうかいそうかい! 罪悪感のソースはお口に合いませんでしたか!」


モノクマには好きに言わせておくことにした。
私たちが感じているのは罪悪感なんかじゃない、せいぜいその見当違いな解釈ではしゃいでいればいい。
その余裕ぶった態度にできる油断の隙、それをいつか必ず穿ってみせると決めて、私は背を向けた。


ルカ「……美琴」

美琴「……」


美琴はなおも私と協力する気はないらしい。
言葉に何の反応も見せぬまま、死体のそばにより、一人で捜査を開始した。
寂しさよりも申し訳なさが先に立つ。
あんなに千雪が世話焼いて取り持ってくれた仲を守り続けることができなかったなんて、千雪の墓前でどんな顔をすればいいんだろう。


でも、それもこれも嘆いている暇などない。
手から零れ落ちてしまうのなら、それを掬い上げる何かを用意しなくてはならない。
この島において、それは事件の真実になるだろう。
間違った選択をしないこと、自分たちが生き延び続けること。
その道を歩み続ける限りは、対話の瞬間がきっと生まれるはず。

それを信じるほかないんだ。

気合入れろ、頼れるのは……自分だけだ。


【捜査開始】


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