豊川風花「140日に1度のチャンス」
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56: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 14:39:23.29 ID:sRuakiC/0

このみ「な、なんだったの!?」

歌織「DVDです。比喩でもなんでもなく、山のような映画のDVDがクローゼットを開けたら崩れ出てきて」

以下略 AAS



57: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 14:40:10.95 ID:sRuakiC/0

歌織「これだったんですね? 私に待っててくれっておっしゃったのは」

P「え、ええ。足の踏み場ぐらいは確保しないと、と……」

以下略 AAS



58: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 14:41:16.92 ID:sRuakiC/0
歌織「そこまでは楽しかったんですよ。例えば……」


歌織「このバスケット・ケースという映画は、ジャンルはなにになるんですか?」

以下略 AAS



59: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 14:45:01.93 ID:sRuakiC/0

歌織「談笑しながらパッケージを見てどんな映画かプロデューサーさんに聞いたり、色んなお話をして……でも」

 歌織さんは、私を見た。
 な、なんだろう?
以下略 AAS



60: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 14:46:47.94 ID:sRuakiC/0

莉緒「え?」

このみ「結局、なにがあったの?」

以下略 AAS



61: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 14:49:15.31 ID:sRuakiC/0
歌織「プロデューサーさんの部屋のプレーヤーも、同じ場所で……このシーンで再生されたの。レジュームで、風花ちゃんの部屋とまったく同じに……」

 え?
 プロデューサーさんもパラノーマル・アクティビティを……
 このシーンを?
以下略 AAS



62: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 14:51:01.06 ID:sRuakiC/0
歌織「そんな顔しないで、風花ちゃん。私、負けたからには勝った相手を祝福したいの。そう、あなたの勝ちよ。風花ちゃん」

風花「そんな、あの、私、なんて言っていいか……」

歌織「じゃあ、ひとつだけ聞いてもいい?」
以下略 AAS



63: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 14:52:09.96 ID:sRuakiC/0

歌織「さあ、それじゃあプロデューサーさんも心配しているでしょうし」

風花「?」

以下略 AAS



64: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 15:02:36.48 ID:sRuakiC/0
P「……失礼します。え? このみさんに莉緒も?」

このみ「すぐ帰るわよ。邪魔者は退散するから」

莉緒「ええ、歌織さんもちゃんと送り届けるから心配しないで」
以下略 AAS



65: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 15:03:24.04 ID:sRuakiC/0
 え?
 えぇ〜!?
 い、今ですかぁ!?
 もういっぺんに色々なことが起こりすぎて、私は混乱している。
 プロデューサーさんと歌織さんのデートの結末を心配していたら当の歌織さんがびしょ濡れで立っていて、話を聞いたら楽しそうなデートをしていてちょっと嫉妬して、そうしたら歌織さんは更に踏み込んでいて、でもそうしたらプロデューサーさんも私と同じ……で、でも急にウチに呼んで、想いを……って!!!
以下略 AAS



66: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 15:03:56.23 ID:sRuakiC/0
莉緒「抱き合ってもいいのよ?」

歌織「ええ。そのぐらいしてもらわないと、プロデューサーさんのこと諦められないかも知れませんし」

このみ「はいはい、もうそのぐらいにしておいてあげなさい。良かったわね、風花ちゃん。そしてえらかったわね、歌織ちゃん」
以下略 AAS



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