【ミリマス】周防桃子『おとぎばなしで、きっと』
1- 20
22: ◆Kg/mN/l4wC1M[saga]
2022/01/10(月) 19:39:27.95 ID:170ffVuV0

──声が、聞こえた気がした。
桃子の胸の中には、あの時と同じ、ペンライトの光の海が広がってた。
その向こう側に、桃子たちを応援してくれる、みんなの顔が見えた。

自分がこんな気持ちになるだなんて、アイドルになるまで思いさえしなかった。
今の桃子はひとりなんかじゃなくて、たくさんのみんなが、桃子のそばにいてくれる。
桃子が気づいていなかっただけで、桃子は今までずっと、この光の海に背中を押されてきたんだ。

「……うん。桃子も、そう思う」

心が暖かい。
みんなが、桃子をアイドルにしてくれた。

だから……今度は桃子が、みんなに夢を見せてあげられるようになりたいな。
『夢の時間』が終わって寂しいのは、きっとファンのみんなも同じで……。
だから、その寂しさと同じだけ、たくさんの、夢の中みたいなステージを。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
28Res/17.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice