2:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/18(木) 23:24:05.54 ID:gFdjDzhvO
『忍ちゃんのかつてのパートナーに1番近しい境遇だったのは戦場ヶ原先輩のかつてのパートナーだった私しか居なかったし、忍ちゃんとほとんど初対面だった私だからこそ、忌憚ない意見を述べることが出来た過ぎない』
「かっこいいよ、お前のそういうところ。今も昔も、僕はお前のそんなところに憧れる」
素直に称賛すると神原は脈略なく要請した。
3:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/18(木) 23:26:51.89 ID:gFdjDzhvO
「なあ、忍」
「なんじゃ、我があるじ様よ」
「お前、悔しくなかったのか?」
あの時、ついぞ聞けなかった忍の心境について訊ねると、忍はかかっと笑い飛ばした。
4:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/18(木) 23:29:08.89 ID:gFdjDzhvO
「それにしても電話とは便利じゃの」
「そうか?」
「ああ。会って話すよりも素直になれる」
たしかにそうした良い一面もあるかも知れないが、僕はやはり、直接会って話したい。
5:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/18(木) 23:31:40.34 ID:gFdjDzhvO
というわけで、後日談の物語の、汚いオチ。
「正しさなど、裏を返せばこんなものじゃ」
「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
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