2:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/18(木) 23:24:05.54 ID:gFdjDzhvO
『忍ちゃんのかつてのパートナーに1番近しい境遇だったのは戦場ヶ原先輩のかつてのパートナーだった私しか居なかったし、忍ちゃんとほとんど初対面だった私だからこそ、忌憚ない意見を述べることが出来た過ぎない』
「かっこいいよ、お前のそういうところ。今も昔も、僕はお前のそんなところに憧れる」
素直に称賛すると神原は脈略なく要請した。
『阿良々木先輩。忍ちゃんと代わってくれ』
「ん? いいけど、ちょっと待ってくれ。おーい、忍。神原がお前と話したいってさ」
影に向かって呼びかけると、横着に手だけを影から覗かせて、その幼女の小さな手に携帯を握らせると影に沈んでいった。
よもやかつての因縁が再燃したわけではなかろうが、たっぷり数十分の時が流れて、僕の影の中で口論しているのではと不安に思い始めた矢先、忍が陰から姿を見せ、僕に通話の切れた携帯を投げて寄越した。
「なんだって、神原」
「積もる話じゃ。あの猿娘、なかなか立派になりおって。感想戦で二度負ける棋士の気分を味わったわ。じゃがまあ、悪くなかった」
また負けたのか。でも悪くなかったらしい。
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