あの日出会ったメイドに自分の人生を歩く勇気をもらいました
↓
1-
覧
板
20
2
:
名無しNIPPER
2021/09/14(火) 23:09:46.80 ID:rGyABqrXO
「えっと、いや、分かんないです」
秋葉原を歩いたときにメイドカフェに行ったことはあるが、リフレという存在は初めて聞いた。看板の前に誘導されて説明を受けることになる。
「ハンドコースとかフットコースとかあって、要するにマッサージ屋さんなんですけど。初めてのお帰りだったら、お得なコースもあります」
以下略
AAS
3
:
名無しNIPPER
2021/09/14(火) 23:10:47.14 ID:rGyABqrXO
少々お待ちください、と看板横の入り口から店の中に入った彼女は、すぐに扉を開けて「大丈夫です!」と僕を手招きした。
初めての世界に緊張しながら店内に足を運ぶと、入り口に置かれた木製のスツールに何人かのお客さんらしき男性が腰掛けてお茶を飲んでいた。そのうちの空いている一席に座るように指示をして彼女はお店の奥の方に進んで行ってしまった。とりあえず言われた通り、僕はリュックを下ろして腰掛ける。
入ってすぐのその場所がレジやら待ち合いスペースになっているらしい。レジに向き合っている女の子もいれば、お客さんと話している女の子もいた。お茶を飲んでる人たちは何なんだろうと思いつつもキョロキョロするのも恥ずかしくて、俯き気味に座っていると、レジに立っていた女の子に声をかけられた。
以下略
AAS
4
:
名無しNIPPER
2021/09/14(火) 23:11:30.17 ID:rGyABqrXO
ハンドコースと肩のマッサージを合わせたものだ、ということはそこで伝えられた。最近、大学のレポートに追われてパソコン作業が続き、肩が凝っていたのでそれで了承した。
「女の子の指名とかできるんですけど、どうしますか?」
そう言われて、じゃあお願いしますと言いたい気持ちになりつつも、恥ずかしい気持ちがそれより勝った。誰とも話したことがないこの状況で、「じゃあお願いします」と言ったら顔が好みですと告白しているような気がして、それはとても耐えられないくらい恥ずかしく感じられた。
以下略
AAS
5
:
名無しNIPPER
2021/09/18(土) 00:29:35.19 ID:megjFbtHO
「それでは、初めてのお帰りの方向けのコースなので、まずは手のマッサージから始めますね」
カーディガンの袖を肘まで捲るように言われてそれに従う。オイルとクリームのどちらかを選べと言われたので、あまり分からないままクリームを選ぶと、失礼しますと口にして彼女はクリームを広げた手で僕に触れた。
悪いことをしているわけじゃないんだろうけど、何となくの後ろめたさが残った。
「ご主人様は、何で今日お帰りになったんですか?」
「ああ、いや、買い物しに着たら皆巫女さんで可愛いなぁって。和装が好きなんです、僕」
以下略
AAS
5Res/8.90 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
あの日出会ったメイドに自分の人生を歩く勇気をもらいました-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1631628528/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice