383: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/10/05(火) 22:19:31.55 ID:x+YhKm2i0
【>>381
8:Cクラスの教室へ】
教室に戻ると既に半数程度の人が戻っていた。
聞こえてくる話題は、やはり特別試験について。
384: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/10/05(火) 22:20:05.09 ID:x+YhKm2i0
時折、わたしが自席から説明の補足をして一通りの説明を終える。
「〜と、以上が僕たちの受けた試験概要だ。僕たちの受けた説明と違っていた、というグループはあるかな?」
反応は肯定するものだけだった。
385:名無しNIPPER[sage]
2021/10/05(火) 22:28:10.38 ID:n26V5qzF0
あ
386: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/10/05(火) 23:40:21.45 ID:x+YhKm2i0
【>>385
8:気付かない】
……うん、特におかしいところは無いかな!
完全にランダムに決められたように見える。もちろんわたし達『ねずみ組』も、そこに集まった他クラスの生徒も含めて。
387: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/10/05(火) 23:40:58.03 ID:x+YhKm2i0
◇◇◇
「あ、神宮くん。待っててくれたの?」
388: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/10/05(火) 23:41:27.52 ID:x+YhKm2i0
屋上へ出ると1人の上級生がしっかりと固定されたフェンス越しに、興味津々といった表情で地面を見下ろしていた。……部活動に励む生徒を上から観察しているのかもしれない。
「先輩、危ないですよ」
「ん。だいじょうぶだいじょーぶ。ここのフェンス、去年度末に設置し直してるからさ。ちょっとやそっとじゃ壊れないよ。試してみる?」
389: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/10/05(火) 23:42:12.73 ID:x+YhKm2i0
先輩はフェンスに寄り掛かり、数メートルの距離まで近付いたわたしに微笑みかける。
「上手くやったみたいだね、天音ちゃん」
「はい、なんとかなりました」
390: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/10/05(火) 23:42:54.12 ID:x+YhKm2i0
実際はその通りだけど、ここでは肯定も否定もせず話を逸らすことにする。
「ところで、1年生に特別試験の案内が出たことについて先輩はご存知ですか?」
391:名無しNIPPER[sage]
2021/10/06(水) 13:03:46.02 ID:oZ/y3PLlO
4
392: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/10/06(水) 21:45:45.65 ID:c+PYG1Pd0
【>>391
4:乙葉先輩から見た1年生について】
2粘性や3年生のことも気になるけど、今は目の前の試験の集中するという意味でも他級生から見た我々1年生の印象を訊いておくべきかもしれない。
393: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/10/06(水) 21:46:42.87 ID:c+PYG1Pd0
どうしてわたしがDクラスなのかは置いておいて、学力・身体能力・素行、その他の要素を見てAクラスが優秀であることは間違いない。
「特に気になる生徒は居ますか?」
「んー。あんまり1年生とは絡んでないからなぁ」
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