【ミリマスSS】ひなた「徳川ひなただよぉ」
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6: ◆ivbWs9E0to[saga]
2021/07/15(木) 20:51:16.56 ID:z2yJUgP30
 
―――
 
「というわけで、さくらちゃんが拗ねちゃったのです」
「ありゃあ、それは悪いことしたねぇ」
以下略 AAS



7: ◆ivbWs9E0to[saga]
2021/07/15(木) 20:52:05.73 ID:z2yJUgP30
 
「あたしに何かお手伝い出来ることがあれば、なんでもするからね」
「うーん。姫はどうすれば良いか分からないのです……」
「あたし、弟がいるんだけど、あたしがテストで良い点を取ってお母さんに褒められたら、拗ねちゃったことがあったねぇ」
「その時はどうしたのです?」
以下略 AAS



8: ◆ivbWs9E0to[saga]
2021/07/15(木) 20:52:39.73 ID:z2yJUgP30
 
―――

「さくらちゃーん」
「げっ」
以下略 AAS



9: ◆ivbWs9E0to[saga]
2021/07/15(木) 20:53:11.85 ID:z2yJUgP30
 
「まつりさんと喧嘩したのかい?」
「あのバカ……」
「お姉さんのことバカとか言っちゃダメだよぉ」
「で? なんでひなたが出てくるのよ。仲良くしろとか言うわけ?」
以下略 AAS



10: ◆ivbWs9E0to[saga]
2021/07/15(木) 20:54:48.73 ID:z2yJUgP30
 
「あたし、今日さくらちゃん家に泊まるから」
「は!?」
「だってあたしは、『徳川ひなた』だからねぇ」

以下略 AAS



11: ◆ivbWs9E0to[saga]
2021/07/15(木) 20:55:22.64 ID:z2yJUgP30
 
「いや、意味わかんないんだけど」
「まつりさんにお願いして、御両親の許可はもらってるよぉ」
「アタシの許可は!?」
「今もらうべさ、えへへ」
以下略 AAS



12: ◆ivbWs9E0to[saga]
2021/07/15(木) 20:56:01.84 ID:z2yJUgP30
 
「う。……ま、まぁ勝手にすれば」
「えへへ、ありがとうねぇ。今日はさくらちゃん部活だよね? あたしは先におうちにお邪魔してるからね」

 再びパッと花が咲くように笑顔になり、そのまま軽い足取りで教室を後にする木下ひなた。
以下略 AAS



13: ◆ivbWs9E0to[saga]
2021/07/15(木) 20:56:49.19 ID:z2yJUgP30
 
―――

 バレー部の練習を終えて家に着くころには、すっかり日が暮れていた。
 夕飯が恋しくて、急いで家の鍵を捻ろうとしたところで、ふと手を止める。
以下略 AAS



14: ◆ivbWs9E0to[saga]
2021/07/15(木) 20:57:36.04 ID:z2yJUgP30
 
 何故か姫モードの姉をスルーして現況を確認する。
 台所で皿を洗っている母。リビングのソファーに座ってテレビを見ている姉と木下ひなた。二人ともパジャマ姿で寛いでいる。なんで。
 父はまだ帰っていない。食卓の上に私の分であろう夕食。

以下略 AAS



15: ◆ivbWs9E0to[saga]
2021/07/15(木) 20:58:52.96 ID:z2yJUgP30
 
 姉にピッタリ並んでソファに座る木下ひなた。
 平均的な女性と比べて身体が大きい姉と、同級生と比べても明らかに身体が小さい木下ひなた。
 素晴らしい納まりだった。素晴らしい納まりだったんだけど。
 何故か手をつないでいた。
以下略 AAS



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