13: ◆ivbWs9E0to[saga]
2021/07/15(木) 20:56:49.19 ID:z2yJUgP30
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バレー部の練習を終えて家に着くころには、すっかり日が暮れていた。
夕飯が恋しくて、急いで家の鍵を捻ろうとしたところで、ふと手を止める。
この扉を開いたら起こるであろうことを想像して、少しだけ眉間に力を入れてから、音を立てないように玄関の扉を開いた。
「さくらちゃん、おかえり」
「おかえりなのです!」
「ほんとに来てるし」
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