ドラ子・マルフォイ「私の妹になりなさい」ジニー・ウィーズリー「妹、ですか?」
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54:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 21:39:14.18 ID:ZxMTaX2QO
「やあ、ドラ子」

這々の体で逃げ出すルシウス氏を見送ってから、ハリーは目的のドラ子の見舞いをした。
マンドレイクの薬が完成したらしく、ドラ子の石化は解けて、隣のベッドでは頭に大きなたんこぶを作ったロンが、同じく石化が解けたハーマイオニーを見舞っていた。

「お父様と喧嘩したの?」
「そうだね。嫌われてしまったかも」

廊下での戦闘の音は聞こえていたらしく、心配そうなドラ子に嘘はつけなかった。
今回起こったことと、その原因がルシウス氏の暴走にあることを包み隠さずに伝えた。

「お父様、話せばわかってくれるわよね?」
「もちろん。僕はそう信じてるよ」

嘘ではない。だからドラ子も信じてくれた。

「おチビ……ジニーは無事なの?」
「ああ、無事だよ。すぐに目を覚ますよ」
「そう……」

ハリーはジニーがドラ子のためになると考えていた。ハリーにとっても初めての後輩である彼女ならばきっとドラ子を変えてくれる。


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