ドラ子・マルフォイ「私の妹になりなさい」ジニー・ウィーズリー「妹、ですか?」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 19:40:59.14 ID:ZxMTaX2QO
「さあ、ここが我が家だ!」

空飛ぶ車でしばらく夜空の旅を楽しみ、たどり着いたのはウィーズリー家であった。
建築基準法など度外視で建てられたと思しきその家は、無茶な増築が繰り返されており、今にも倒れそうな家だからこそ魔法によって成り立っているという奇妙な説得力があった。

「それにしても、まさか我が家にスリザリン生をお招きする日が来るとはな」

何やら感慨深そうに腕を組むロンに、ハリーは申し訳なさそうに尋ねた。

「迷惑だった?」
「とんでもない! パパやママは大感激さ!」

ロンの言葉は嘘ではなく、家主であるアーサー氏も、モリー夫人もハリーを温かく迎えてくれたのだが、空飛ぶ車の使用についてはお怒りの様子でロンは大目玉を食らった。

「だってママ! 奴らはハリーの部屋に鉄格子まで嵌めて監禁していたんだよ!?」
「お黙り! さっさとお尻を出しなさい!」
「ひえっ!?」

ロンがモリー夫人にお尻を叩かれている様子を眺めながら、兄である双子のジョージとフレッドがハリーに左右から耳打ちしてきた。

「これぞ、我が家の名物」
「我が弟ながら、良いケツしてるぜ」
「フハッ!」

嗤ってはいけないと思いつつも、存外ロンのお尻が綺麗だったこともあり、ハリーは愉悦を漏らした。あとでロンを謝っておこう。


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