ドラ子・マルフォイ「私の妹になりなさい」ジニー・ウィーズリー「妹、ですか?」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2021/05/01(土) 21:05:33.73 ID:ZxMTaX2QO
「行こう」
「う、うん……」
ルーモスと唱えて杖の先に光を灯し、ネビルと共に太いパイプを歩いた。暗く湿ってる。
まさしく大蛇の住処に相応しい陰気なパイプの底には動物の骨が大量に敷かれていた。
「ハリー」
バキバキと骨を踏み締めながら、ポツポツと小さな声でネビルがハリーに語りかけた。
「僕、怖いよ」
「僕だって怖い」
「でも、君は自信に満ち溢れている」
たしかに、ハリーには自信があった。
それは己の力を過信しているわけではない。
では無謀なる勇気だろうか。それも違う。
ハリーはスリザリン生だ。勇気はあるが、それはあくまでも勝算に基づく原動力だ。
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