ドラ子・マルフォイ「私の妹になりなさい」ジニー・ウィーズリー「妹、ですか?」
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39:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 21:03:25.60 ID:ZxMTaX2QO
「さて、ネビル」
「うん。入口を探そう」

一周回って冷静になったネビルと共に秘密の部屋の入口を捜索する。必ずここにある筈。

「マートル、君が死の間際に見たっていう男の子はどの辺に立っていたんだい?」
「そこの手洗い場に居たわ」

マートルから情報を提供されたハリーは手洗い場を重点的に探して……そして見つけた。

「ネビル、ここを見て」
「蛇の彫刻……スリザリンの紋章だ!」

ネビルは驚愕して震える声で事実を認めた。

「そんな……本当に変態だったなんて」
「変態かどうかは今はどうでもいい」

限りなく変態だと思うが、スリザリンの特殊な性癖の解明に関しては魔法史のビンズ先生にでも依頼しておこう。ゴーストの彼ならば愉悦を抱くことなく調査してくれるだろう。

「ハリー、紋章に向けて何か言ってみて」
「えーと、開け!」
「そうじゃなくて、蛇語で命令するんだ」

なるほどとハリーは納得した。うっかりだ。
パーセルマウスだったスリザリンなら蛇語をキーワードにしている可能性が高い。

『開 け』

推察は正しかった。手洗い場が複雑に収納されて、地下に向かう太いパイプが現れた。
秘密の部屋の入口に違いない。滑り降りた。


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