ドラ子・マルフォイ「私の妹になりなさい」ジニー・ウィーズリー「妹、ですか?」
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34:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 20:51:11.31 ID:ZxMTaX2QO
「ロン、ネビル。マントから出ないでね」

一度寮に戻ったハリーは父親の形見である『透明マント』を用意し、夕食の際にロンとネビルと待ち合わせそれを被り姿を消した。

ハリーたちが居なくなったことが発覚すれば大騒ぎになるだろうが、既に夕食の席でホグワーツの閉鎖が副校長から告げられている。

これ以上悪化することはないと判断した。

タイムリミットは今夜。

明日の朝の始発から生徒たちは送り返される。行方不明のジニーを残して、このホグワーツを去ることは出来ない。決意は固い。

しかし、ハリーたちは存在自体がイレギュラーであるあの教師と遭遇してしまった。

「あいたっ!?」
「むむっ?」

その先生は横着しようとしたのか巨大なトランクを沢山浮遊呪文で浮かべて運んでいた。
しかし下手くそなので軌道を読むことは困難であり、ロンがぶつかってしまったのだ。

「そこに居るのは誰ですか!?」

息を潜めてシラを切るが、ロンの頭上にデカいトランクが降ってきて、ぶっ倒れた。
透明マントから飛び出たロンを放置することは出来ず、仕方なくハリーはマントから姿を現した。

「これはこれは、実に怪しいですね」

教師の名はギルデロイ・ロックハート。
へっぴり腰だが、杖を構えた自称・英雄がハリーたちの行手に立ち塞がっていた。


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