5:名無しNIPPER[saae saga]
2021/02/08(月) 23:27:23.34 ID:QpWAPgXRO
「古泉」
「はい、例の案件ですね」
翌日、部活中に古泉を呼んで廊下に出た。
流石と言うべきか古泉は半信半疑ながらも昨日話したことについて調査してくれたらしく、懐からメモ帳を取り出して報告する。
6:名無しNIPPER[sage saga]
2021/02/08(月) 23:29:24.35 ID:QpWAPgXRO
「よう」
待ちに待った昼休み。待ちかねたぜ。
元文芸部室の扉を開くと、長門は居た。
片手をあげて挨拶をする。すると、長門は。
7:名無しNIPPER[sage saga]
2021/02/08(月) 23:31:26.20 ID:QpWAPgXRO
「ま、まあ、待てよ」
とりあえず、落ち着こう。
震える膝を誤魔化すことを諦めて、俺は部内に置かれたパイプ椅子に座った。深呼吸。
8:名無しNIPPER[sage saga]
2021/02/08(月) 23:33:46.96 ID:QpWAPgXRO
「私がふざけるとそんなに嬉しい?」
ああ、嬉しかった。思わず記録したい程に。
「記録して、古泉一樹と鑑賞して、私のことを笑い物にして、それで満足?」
9:名無しNIPPER[sage saga]
2021/02/08(月) 23:35:30.58 ID:QpWAPgXRO
「変なのは、あなた」
ゆっくりと諭すように長門は俺を洗脳した。
「あなたは異常。おかしい。とても奇妙」
10:名無しNIPPER[sage saga]
2021/02/08(月) 23:36:41.80 ID:QpWAPgXRO
「なあ、長門」
「なに?」
「ハルヒには黙っておいてくれるか?」
ダメ元で頼んでみる。すると不意に長門が微笑んだ、ような気がした。耳元で囁かれる。
11:名無しNIPPER[sage]
2021/02/09(火) 12:10:47.63 ID:y5nxj5MqO
だよね
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