43: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/01/31(日) 11:12:10.34 ID:ZnT9OyOd0
泉「昨日、嬉しかったんだよ。彼が亜子に強く言ってくれて」
亜子「なにを……? て、もしかしてアタシもアイドルをせなアカン言うたこと?」
さくら「わたしも、絶対に3人でアイドルをやる方がいいと思ってたんだぁ。でも確かにプロデューサーは必要だと思うし、亜子ちゃんがやるって言うから……」
アタシはそれを聞いて、ちょっとビックリした。
別に2人が、アタシも入れて3人でアイドルをやりたいと思っていたことがではない。それはなんとなく思っていたことや。
アタシがビックリしたんは、アタシ自身がアタシに懐疑的だったことが、や。
いずみは美人、さくらは可愛い、それは当然でわかってた。
それに比してアタシは、自分が本当に美人とか可愛いという尺度で2人に劣っているんじゃないかと心配だったのだ。
そう、アタシは自分が魅力的であるということに対し疑いを持っていた。
しかしPちゃんは、いとも容易くその疑いを糾弾し、消し去ってしまった。
アタシのことやっぱり、魅力的やて思ってくれてるんやな……
そしてダメ言われて、こんなに嬉しいなんてアタシも思わへんかった。
133Res/93.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20