【咲-Saki-】京太郎「たのしい宮永一家」【微安価】
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309: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/02(金) 03:46:18.17 ID:TrFu1u/e0
モモ「......あぁもう、しょうがないっすね!」

淡「な、なに?」ビクッ

モモ「失恋くらいでそんなにショゲてどうするんすか」
以下略 AAS



310: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/02(金) 03:46:51.02 ID:TrFu1u/e0
【夜】


――― 居酒屋

以下略 AAS



311: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/02(金) 03:48:09.78 ID:TrFu1u/e0
店主「生中とピーチソーダ、それとたこわさお待ち」ゴトン

モモ「どうもっす」

店主「そういや一人足りなくねえか?須賀くんはどうしたのよ」
以下略 AAS



312: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/02(金) 03:49:10.09 ID:TrFu1u/e0
モモ「京さんなら今頃、その宮永プロとデート中っすよ」

店主「宮永だって!?そりゃなんでまた」

モモ「中学からの同級生で、この度無事お付き合いすることになったらしいっす」
以下略 AAS



313: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/02(金) 03:50:04.74 ID:TrFu1u/e0
――― 路上


モモ「じゃあ私はここで」

以下略 AAS



314: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/02(金) 03:51:00.15 ID:TrFu1u/e0
淡(......私、またキョータローのこと考えてる)


結局、本当に私は彼のことが好きだったんだろうか。
好きな人が他の人と付き合うなんて話を聞いたら、普通は「悲しい」とか「つらい」とかそういう感想を持つものだろう。
以下略 AAS



315: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/02(金) 03:51:37.27 ID:TrFu1u/e0
アパートの二階にあるキョータローの部屋の玄関は―――当然その隣にあるサキの部屋と共に、すぐ外の路上から十分はっきり見える。
携帯電話の時計は、時刻が間もなく夜の十時半を回ることを示していた。

淡(キョータロー、そろそろ帰ってるかな......)

以下略 AAS



316: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/02(金) 03:52:25.89 ID:TrFu1u/e0
「今日は助かったよ」

「もう!今度からどこに行くかくらいはちゃんと考えといてね!」

「分かっとりますわい」
以下略 AAS



317: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/02(金) 03:53:04.84 ID:TrFu1u/e0
『影が重なる』という表現がただの比喩でないことを知った。
気がつけば、私の両脚は駅に向かって駆け出していた。


318: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/02(金) 03:53:35.21 ID:TrFu1u/e0
京太郎「あれ?」

咲「どうしたの?」

京太郎「いや、そこに誰かが居たような気がしてさ」
以下略 AAS



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