【咲-Saki-】京太郎「たのしい宮永一家」【微安価】
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314: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/02(金) 03:51:00.15 ID:TrFu1u/e0
淡(......私、またキョータローのこと考えてる)


結局、本当に私は彼のことが好きだったんだろうか。
好きな人が他の人と付き合うなんて話を聞いたら、普通は「悲しい」とか「つらい」とかそういう感想を持つものだろう。
でも私はそうじゃない。別に悲しいとは思わないし、涙の一滴も流れそうな様子はないのだ。
今思えば、数ヶ月前の『アレ』も所詮は一時の気の迷いだったのだろう。
実際彼に抱いているのは友情であって、誰かを好きになったことがないからそれを恋情だと勘違いしてしまっただけだ。

だからキョータローがサキと恋人になろうがどうしようが、私の関知することではない。
私とキョータローは友達で、それが変わるわけではないのだから。
......たぶん。きっと。


淡(あーもう!よくわかんなくなってきた!)

淡(キョータローに会ってみたら、ちょっとは整理つくのかな)


だから私の足は駅でなく、彼の住むアパートへと向いていたのだろう。


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