【咲-Saki-】京太郎「たのしい宮永一家」【微安価】
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229
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◆copBIXhjP6
[sage saga]
2021/03/11(木) 09:07:26.80 ID:xzi4dPFd0
京太郎「加治木先輩、淡のこと気に入ってるんですね」
ゆみ「......確かにそうかもしれない。ああいうのって私たちみたいな年齢になると貴重じゃないか」
ゆみ「辛いことがあっても真っ直ぐ生きてきた人間だよ、淡は」
以下略
AAS
230
:
◆copBIXhjP6
[sage saga]
2021/03/11(木) 09:08:34.02 ID:xzi4dPFd0
ガチャッ
淡「ただいま!自販機でジュース買ってきたよ!」
以下略
AAS
231
:
◆copBIXhjP6
[sage saga]
2021/03/11(木) 09:09:12.37 ID:xzi4dPFd0
京太郎「どうぞ」コトッ
ゆみ「ありがとう」
淡「えー、ジュースは?」
以下略
AAS
232
:
◆copBIXhjP6
[sage saga]
2021/03/11(木) 09:09:57.42 ID:xzi4dPFd0
ゆみ「だが、去年は個人で県予選通過まで行ったんだろう?」
モモ「全国では予選負けっすけど」
淡「よっわーい」
以下略
AAS
233
:
◆copBIXhjP6
[sage saga]
2021/03/11(木) 09:13:09.93 ID:xzi4dPFd0
ゆみ先輩は不思議な人だ。
インカレが個人主義的な風土を持つ以上、大学の麻雀部で先輩が後輩に指導をするというのはあまりない話である。
強くなりたければ自分で何とかしろ―――実際この三ヶ月でも、洋榎先輩からはちょっとしたアドバイスを受けたことすら指折り数えるくらいのことだった。
だがこの人はそうじゃない。後輩に真正面から向き合って、『先輩らしいこと』をしようとしているのだ。
彼女の右手が数度、慰めるようにキョータローの肩を叩いた。
以下略
AAS
234
:
◆copBIXhjP6
[sage saga]
2021/03/11(木) 09:13:36.44 ID:xzi4dPFd0
何も言えなかった。彼女に対して言葉を持ち合わせていなかった私は、すごすごと肩を縮めて湯呑みを手の中で廻した。
淹れたてのお茶の温もり以外の全てが私を冷たく突き放すのだ。
いつの間にか窓の外は暗くなっていて、地面を打ち付ける雨降りの音だけが外の天気を知らせていた。
ゆみ「......ところで須賀、君は用事があるんじゃなかったのか?」
以下略
AAS
235
:
◆copBIXhjP6
[sage saga]
2021/03/11(木) 09:14:17.69 ID:xzi4dPFd0
ゆみ「行ってしまったな」
淡「野暮用って何だろ」
モモ「さぁ......『あいつ』って言ってたし、友達と遊びにでも行くんじゃないっすかね」
以下略
AAS
236
:
◆copBIXhjP6
[sage saga]
2021/03/11(木) 09:15:43.53 ID:xzi4dPFd0
今回はここまで
237
:
名無しNIPPER
[sage]
2021/03/11(木) 12:14:45.62 ID:9zK3cZC+0
乙です
面白かった
238
:
名無しNIPPER
[sage]
2021/03/12(金) 01:57:27.79 ID:YwRkta+Lo
乙ー
素直なあわあわかわいい
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