46:名無しNIPPER[sage saga]
2020/12/24(木) 06:23:05.21 ID:uyzFntxd0
「豊橋、あれっ」
「……あれ?」
と、俺が指さした方を見る。その先には一台の車。四角いセダンのボディ、その屋根にはなんちゃら交通なんて書かれた行灯が光る、
「タクシー……?」
そう、いわゆるひとつのタクシー先生だった。高校生の俺にはまったく縁がないから選択肢に浮かばなかったけど、そいつを使えばあっという間に家にたどり着けるじゃあないですか!
タクシーはちょうどお客さんを降ろすところのようだった。周りに次に乗ろうという人はいないようで、それなら尚のこと好都合だ。
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