海未 「油絵を描いてみましょう」
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33: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:03:59.21 ID:f3OMVmU00
??? 「油絵を始めたんだ」

海未 「おおっ! とても素敵な絵です! さすが×××です!」

えっ。
以下略 AAS



34: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:05:04.35 ID:f3OMVmU00
海未 「そういうことだったんですね」 ポロポロ

今、目の前に描かれた絵はとても悲しい絵でした。

ふと白い部屋を見渡すと、たくさんの油絵が置いてあります。にこに渡しそびれた絵、他のメンバーに今度渡そうとしている絵、それと海を背景に笑う一人の女性の絵……。
以下略 AAS



35: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:06:18.87 ID:f3OMVmU00
―Side:穂乃果

―With:???

目の前の幼馴染みは本当に綺麗に眠っていて、時の流れなど全く感じさせなかった。でも、それじゃきっとダメなんだ。
以下略 AAS



36: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:07:27.18 ID:f3OMVmU00
―With:ことり

穂乃果 「最近海未ちゃんが油絵を描き始めたんだって。でも、少し変なんだ」

ことり 「変?」
以下略 AAS



37: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:08:41.08 ID:f3OMVmU00
ことり 「……さすが穂乃果ちゃんだね。私と穂乃果ちゃんしか知らないことを海未ちゃんが知ってた、それだけで私のことに気づいちゃったの? でも私が事故に遭う前に、衣装のこだわりを海未ちゃんにこっそり話してた、なんて可能性もあるよね?」

穂乃果 「そうだね……でも根拠は他にもあるよ?」

ことり 「……」
以下略 AAS



38: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:09:37.49 ID:f3OMVmU00
穂乃果 「油絵って、絵の中でも特に描かれた時代が分かるものなんだって。穂乃果は素人だから、分厚い本をたくさん読んで一生懸命調べてみても、そんな明確に年代を推定できるようにはならなかった……だけど、それでも分かったよ。二年前に描かれたのか最近描かれたのかくらいの違いはね……!」

ことり 「……海未ちゃんが描いた絵じゃない、昔に描かれた絵でもない。なら海未ちゃんでもなく、私でもない、それでいて私の天使の輪っかをつけない理由を知ってる、そんな第三者が描いてるってこともありえるんじゃないかな?」

穂乃果 「絵にあるサインは『しぜん』。由来は海未ちゃんにも当てはまるけど、やっぱりことりちゃんの方が自然だよ」
以下略 AAS



39: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:10:40.16 ID:f3OMVmU00
―Side:海未

―Remember:ことり

そうです。
以下略 AAS



40: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:11:45.29 ID:f3OMVmU00
―Side:ことり

―With:穂乃果

ことり 「……海未ちゃんが、変わっちゃったことは知ってるよね?」
以下略 AAS



41: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:12:57.31 ID:f3OMVmU00
あれ。

うっ。

眩しい……えっと、ここは、うーん、どれくらい寝ちゃったのかなぁ、そろそろ起きないと学校に遅れちゃう。
以下略 AAS



42: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:14:04.84 ID:f3OMVmU00
海未 「ことり! 聞いてください! 今日穂乃果が私のところに来てほむまんをくれたんですよ。そのあと知らない人に取られてしまいましたが、それでも嬉しかったのです!」

ことり 「……う……う、海未……ちゃ……」

必死に返事をしようとして、でも、返せなくて。だけどそんなことは関係なかったみたいで。
以下略 AAS



43: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:15:02.03 ID:f3OMVmU00
キィィィーーーン

アブナイッ!!

……エッ?
以下略 AAS



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