20: ◆gxyGj7UNSanm
2020/10/30(金) 02:29:04.97 ID:dk3wt1/f0
さて参った。
一回りぐらい離れた少女たちのわがままやら、同僚の小言やら。
小鳥さんの頭おかしな独り言なんかには大概慣れたつもりではあったが、こんなことはついぞなかったような気もする。
―――プロデューサーは嘘つきですぅ。
21: ◆gxyGj7UNSanm
2020/10/30(金) 02:29:43.96 ID:dk3wt1/f0
強い語気。
控えめにいっても、その顔はとてもアイドルには見えなかった。
ぐしゃぐしゃだ。
鼻水と、涙と、よだれで、とても嫁入り前の娘が異性に見せていいものではなかった。
しかし、その瞳の奥には強い意志がある。
22: ◆gxyGj7UNSanm
2020/10/30(金) 02:30:12.27 ID:dk3wt1/f0
ロールケーキ、チョコレート、のど飴、タピオカドリンク。
別に、それを与えられたから、好きになったわけじゃない。
女の子はそんなに単純じゃないのだから。
でも、それでも。
23: ◆gxyGj7UNSanm
2020/10/30(金) 02:30:40.52 ID:dk3wt1/f0
「と、いうわけでプロデューサーさん!クッキー作ってきました♪」
と、いうわけで今に至る。
何がと、いうわけなのかは知らん。
24: ◆gxyGj7UNSanm
2020/10/30(金) 02:31:32.10 ID:dk3wt1/f0
「プ二子じゃありません!?確かに食べちゃったのは私ですけど……うぅ……」
と、噂をすればなんとやら。
談話室に訪れたのは雪歩だった。
これでまだ起きてこないのは青羽さんだけになった。
25: ◆gxyGj7UNSanm
2020/10/30(金) 02:32:15.73 ID:dk3wt1/f0
テーマはチョコレート、メメントモメント、スカウト。
つまり百合子に大量のチョコレート食わせて親愛度4倍アップ!という話でした。
直感のままに書いているので、ご指摘いただければ幸いに存じます。
今回はここまで。また次回。
26:名無しNIPPER[sage]
2020/10/30(金) 12:20:40.79 ID:8sxEfDRvO
お菓子の組み合わせギフトアイテムだったか
i.imgur.com
27:名無しNIPPER
2020/10/30(金) 16:53:43.78 ID:G1l8A32vO
わた春香さん脳内に話しかけてきてない…?
乙
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