37: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 17:50:55.83 ID:V6x1Fopt0
もし、あたしじゃなくて、
響さんだったら帰らされていたのは、
急に出てきたご当地アイドルなのかな。
38: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 17:51:46.92 ID:V6x1Fopt0
遠くに見える看板や山をただ見つめていた。
緑色が目に映る。
39: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 17:52:35.60 ID:V6x1Fopt0
第2章 遊びでやってんじゃねえんだよ
40: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 17:53:18.43 ID:V6x1Fopt0
たぶん緊張のせいもある。
オーディションの順番を待機する楽屋がいつも以上に暗く感じる。
今更、こんな何回と受けたようなオーディションで
41: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 17:54:43.16 ID:V6x1Fopt0
「ひなた? 緊張してるのか?」
「うん、だってあたしの憧れだった
42: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 17:55:34.52 ID:V6x1Fopt0
今日、行われるのは全国区で放送される
新人アイドルオーディションの番組。
番組は半年に一回の
43: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 17:56:29.27 ID:V6x1Fopt0
いてもたってもいられなくなり
今日披露する予定の曲の振り付けを確認し直す。
44: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 17:57:26.42 ID:V6x1Fopt0
そんな中で。
「間違いなく、私で決まりね!」
45: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 17:57:58.67 ID:V6x1Fopt0
「次、13番」
待機の楽屋を扉を半分だけ開けてスタッフが呼びに来る。
46: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 17:58:47.37 ID:V6x1Fopt0
スタッフが開けてくれている扉の方に早足で歩く。
途中で誰かの足がひゅっと出てきて、引っ掛けてくる。
47: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 17:59:20.52 ID:V6x1Fopt0
あたしは大きくノックをして入っていく。
「失礼します!」
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