【まどマギ】まどか「許さないよ、ほむらちゃん」
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1:名無しNIPPER
2020/10/07(水) 21:02:01.47 ID:GCI4aG0Y0
ほむらちゃんをようやく導けると思ったあの時、私は口で言い表せない程に喜びました。

これでようやくほむらちゃんの肩の荷を下ろしてあげる事ができるって、そう思って手を差し伸べました。




でも、ほむらちゃんにとってそれは満足できる結果では無かったようです。彼女は私の手を取った瞬間に円環の力を奪い、そして神様としてのまどかと人間としてのまどかを引き剥がしました。そうして記憶の無くなった人間の私は改変された世界に連れていかれ、残った神様、すなわち私は……捨てられたのです。







過去と未来を見通せるようになった時、ほむらちゃんがどれだけ私に尽くしてくれたのか、大事にしてきたのかを私はこの目で見ました。だからこそ、その好意に乗っかる形で私も甘えていたのかもしれません。彼女に唯一私の記憶を残したのも、円環としての力を使った私のわがままでした。

何があってもほむらちゃんは私を好きでいてくれる。そして、時には重いとすら感じられる愛をぶつけてくれる。そんな都合の良い考えをしていた私は、肝心のほむらちゃんの事を何も考えていませんでした。その結果が、彼女に神様として生きる鹿目まどかではなく、人間として生きる鹿目まどかを選ばせたのだとしても、何も不思議な事ではありません。今、世界の主導権はほむらちゃんに握られています。私は力を失って、ただ傍観するだけの存在……外から悪魔となった彼女を見つめる事しかできません

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2:名無しNIPPER
2020/10/07(水) 21:11:53.82 ID:GCI4aG0Y0
さやか「あんたが悪魔だって事……忘れないからね」

やめて、さやかちゃん。ほむらちゃんを悪く言わないで

だって、ほむらちゃんが自分の願いの為に頑張った結果の世界なのだから。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER
2020/10/08(木) 16:56:37.46 ID:nrkLhwMR0
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4:名無しNIPPER
2020/10/08(木) 17:08:25.54 ID:bDr8srz90
時が経ち、ほむらちゃんはますます他人との壁を作るようになりました。あの世界の私はほむらちゃんとの接触を図るのですが、ほむらちゃんはそれを突き放します。

さやかちゃんは必死に抗ったものの、やがて記憶を失ってしまいました。拙い記憶を手繰って書き留めたノートも、ほむらちゃんが回収してしまいました。

でも、そのノートを消滅させる事なく、ほむらちゃんは自分の部屋の机にしまい込みます。やっぱり、ほむらちゃんは優しいんだね……そんな優しさを少しでも周りに向けるだけで、彼女は幸せになれるはずなのに
以下略 AAS



5:名無しNIPPER
2020/10/08(木) 17:09:32.91 ID:bDr8srz90
一段と強く→一段と


6:名無しNIPPER
2020/10/08(木) 17:40:41.20 ID:bDr8srz90

もう、私の心の中のもやもやは限界を迎えていました。そして、そのもやもやの正体に私は薄々勘付いています。

ほむらちゃんに対する想いと、「鹿目まどか」に対する嫉妬。この二つの感情が、私の中で渦巻いている事を。

以下略 AAS



7:名無しNIPPER
2020/10/08(木) 18:22:25.10 ID:nrkLhwMR0
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8:名無しNIPPER
2020/10/08(木) 18:23:01.60 ID:bDr8srz90
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