【まどマギ】まどか「許さないよ、ほむらちゃん」
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4:名無しNIPPER
2020/10/08(木) 17:08:25.54 ID:bDr8srz90
時が経ち、ほむらちゃんはますます他人との壁を作るようになりました。あの世界の私はほむらちゃんとの接触を図るのですが、ほむらちゃんはそれを突き放します。

さやかちゃんは必死に抗ったものの、やがて記憶を失ってしまいました。拙い記憶を手繰って書き留めたノートも、ほむらちゃんが回収してしまいました。

でも、そのノートを消滅させる事なく、ほむらちゃんは自分の部屋の机にしまい込みます。やっぱり、ほむらちゃんは優しいんだね……そんな優しさを少しでも周りに向けるだけで、彼女は幸せになれるはずなのに



殆どの感情を失ったはずなのに、私の心の内には何かもやもやとしたわだかまりが残ります。悲しみだとか、寂しさだとか、そういう負の感情とも違う、この感情。私はほむらちゃんをどうしたいのだろうか。


もう一度再会したら、彼女のした事を糾弾する?いや、そんな事はありえない。私がほむらちゃんに辛く当たる事なんて、想像できない。

彼女と出会ってどうしたいのか、そんな事を考えている間に、何かに強く引き寄せられるような感触を覚えた……けど、それは一瞬の話。すぐに宇宙を漂う存在の一部に戻った。

どうやら、人間としての私がほむらちゃんの戦っている所を目撃してしまったらしい。その結果、私は昔を思い出しかけ、それをほむらちゃんが阻止した形です。


彼女にとって、神様の私は不要なのだ。必要なのは、人間として生きる私。神様の私は要らない、すなわち、私は要らない…………




一段と強く、心の中の疼きが強くなりました。



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