1:名無しNIPPER[sage]
2020/09/30(水) 22:15:38.62 ID:llRBkwJy0
小町「お兄ちゃんもうすぐ高2になろうって時にまた中二病発症したの?」
八幡「違うわ。ってかまたってなんだまたって」
小町「ごみぃちゃんに好き好んで近づく超物好きなストーカーさんなんてこの世に居ないと思うよ?」
八幡「ところがどっこいコレが現実です」
小町「な、ナンダッテー」
八幡「まぁ物は試しに話を一度聞いてくれ給へ小町君」
小町「はぁ…」
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2:名無しNIPPER[sage]
2020/10/01(木) 01:18:27.07 ID:pui7zURw0
八幡「アレはそう…半年くらい前、学校の昼休みでの事だった」
八幡「俺はいつものように安堵を求めて屋上の踊り場へと向かった」
小町「屋上の踊り場…」
3:名無しNIPPER[sage]
2020/10/01(木) 01:31:13.24 ID:pui7zURw0
八幡「だがその音は離れる訳でも近づく訳でもなく不思議な事に止んでは小刻みに足踏みする音が聞こえたりの繰り返しだった」
小町「その場に留まってたって事?」
八幡「そうだ。まぁ別に階段の前の廊下で立ち往生する事自体別におかしい訳じゃないんだが…」
4:名無しNIPPER[sage]
2020/10/01(木) 01:43:33.10 ID:pui7zURw0
八幡「まぁ学校の幽霊ならまだタチは悪くないんだが…」
八幡「それから数週間経ってもその怪奇現象が止まなかったので」
八幡「止むなくトイレで昼食を取らざるを得なくなりましたとさ」
5:名無しNIPPER[sage]
2020/10/01(木) 01:51:06.79 ID:pui7zURw0
八幡「結局俺はその後安息の地を求めて校舎のありとあらゆる場所を転々とする羽目に…」
小町「だから教室で食べなよ…」
八幡「まぁそこは安心したまへ小町君」
6:名無しNIPPER[sage]
2020/10/01(木) 02:00:07.10 ID:pui7zURw0
八幡「下校中にな、足音が聞こえるんだよ」
小町「足音…またぁ?」
八幡「俺はいつも自転車で通学してる。それなのにだ」
7:名無しNIPPER[sage]
2020/10/01(木) 02:07:35.87 ID:pui7zURw0
八幡「あぁ…駄目だ話してたらなんかクラクラしてきたわ」
小町「も、もういいよお兄ちゃん。ちょっと外の空気吸ってきなさい」
八幡「ん…そ、そうだな…ちょっとコンビニ行ってくるわ」
8:名無しNIPPER[saga]
2020/10/01(木) 02:48:32.52 ID:pui7zURw0
由比ヶ浜「いや〜ごめんね、何度もお邪魔しちゃって」
小町「いえいえ、とんでもない!」
小町「こちらこそ、ウチの愚兄がお世話になってます…」
9:名無しNIPPER[saga]
2020/10/01(木) 03:07:04.27 ID:pui7zURw0
小町「で他は?」
由比ヶ浜「え?」
小町「いやなんか他に話したりとかは…?」
10:以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします[sage]
2020/10/01(木) 07:40:08.61 ID:RSDkmbpI0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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11:名無しNIPPER[sage]
2020/10/02(金) 12:16:56.87 ID:HJiPf4hHo
続きはよ
12:名無しNIPPER[saga]
2020/10/03(土) 13:34:18.99 ID:D0nDvR7a0
小町「結衣さん、実は先程兄から相談がありまして」
由比ヶ浜「きゅ、急に改まってどうしたし…」
小町「最近兄の周りをうろちょろしてる輩が居るらしいんですよ」
13:名無しNIPPER[saga]
2020/10/03(土) 14:43:01.01 ID:D0nDvR7a0
小町「結衣さんちょっといい加減自覚してくださいよ!」
小町「監視ってモロ出ちゃってるじゃないですか!」
由比ヶ浜「いやいや小町ちゃんなんか勘違いしてるみたいだけどね」
14:名無しNIPPER[saga]
2020/10/03(土) 15:34:14.76 ID:D0nDvR7a0
小町「話を聞く限り別に結衣さんが原因じゃないし。まぁ兄が勝手に飛び出して自分で怪我した訳じゃないですから」
小町「本人自身もそこまで気にしてる訳じゃなかったので小町も特別そういうのは求めてなかったんですけど」
小町「初めて会った時退院したらお兄ちゃんに会ってきちんと謝るから〜って言ってくれて小町嬉しかったんですよ」
15:名無しNIPPER[saga]
2020/10/03(土) 17:39:29.45 ID:D0nDvR7a0
由比ヶ浜「…うぅ…ん」
小町「…」
由比ヶ浜「怖い」
16:名無しNIPPER[saga]
2020/10/03(土) 18:52:44.98 ID:D0nDvR7a0
小町「患者がどうとか言ってますけど結局の所結衣さんは兄を意識しすぎなんですよ」
小町「友達に話すようなノリで話しかければいいんですよ」
由比ヶ浜「それができればここまで引きずってないよ…」
17:名無しNIPPER[saga]
2020/10/03(土) 19:10:10.89 ID:D0nDvR7a0
小町「思った以上に重症ですね…」
由比ヶ浜「あぅ」
小町「初対面の時は結構控えめでしたけど今は結構ギャルギャルしいノリで誰でも歓迎みたいな雰囲気…」
18:>>16最初のやつ感情ね[saga]
2020/10/03(土) 19:28:41.42 ID:D0nDvR7a0
小町「後そうですね…話しかけるのが恥ずかしかったらイメチェンするのはどうですかね?」
小町「お兄ちゃん車にぶつかってすぐ気絶しちゃったぽいからそもそもよく顔覚えてないかもしれないけど」
由比ヶ浜「あーでもそれなら問題ないかも」
19:名無しNIPPER[saga]
2020/10/04(日) 01:50:39.64 ID:qPrxQUoU0
由比ヶ浜「何か色々指摘してもらったら自信が出てきた!」
由比ヶ浜「気がする!」
小町「他に何か相談事とかありますか?」
20:>>19好きな人をね…[saga]
2020/10/04(日) 02:04:01.98 ID:qPrxQUoU0
小町「だ、大丈夫ですよ!味はともかく結衣さんの思いはしっかり詰まってますから!」
小町「それだけで十分なんですよ!兄みたいなお年頃の男の子は!」
小町「味はともかく!」
21:名無しNIPPER[saga]
2020/10/04(日) 02:10:06.86 ID:gOWPaEp5O
………………
小町「みたいな事があって早半年…」
小町「今やデート(花火大会)に誘う間柄にまで進歩するとは…」
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