【ミリマス】私とあなたで叶える魔法
1- 20
51:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/10(木) 00:46:09.25 ID:EGkFzpej0
「ははははは! やったわ!」

魔王の肉体が渦に飲まれて消えていくのを見届ける。これでしばらくの間は魔王の脅威は消えるはずだ。

「流石にしんどいわね」
以下略 AAS



52:名無しNIPPER[sage]
2020/09/10(木) 00:50:36.60 ID:EGkFzpej0

「そんな」

振り向いた先にはいたのは確かに魔王だった。

以下略 AAS



53:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/10(木) 00:53:33.26 ID:EGkFzpej0
あーあ……ここで終わりか。

私はまだ生きている。けれど魔力ではなく生命力を放出する魔法だから二発目は当分打てない。つまり打つ手はなくなった。

「お手上げよ。まさか魔王がこんな狡い手を使うとはね」
以下略 AAS



54:名無しNIPPER[sage]
2020/09/10(木) 00:58:19.55 ID:EGkFzpej0
Side翼

「おい、大丈夫か?」

「いたたたた。魔王は!?」
以下略 AAS



55:名無しNIPPER[sage]
2020/09/10(木) 01:05:04.98 ID:EGkFzpej0
「なんでそんな無茶しようとするんだ。大体お前はいつも可奈と喧嘩してただろう!」

「本気にならないわたしにも可奈は真っすぐ向き合ってくれてたんだよ」

人間界出身のわたしをどう扱うかみんなが戸惑う中、可奈は最初からニンゲンの素人だといいながらも真っ向から一人の人間としてぶつかってくれた。
以下略 AAS



56:名無しNIPPER[sage]
2020/09/10(木) 01:09:12.89 ID:EGkFzpej0
「そもそも行くってどうするんだよ。魔王城なんていろんな魔法に妨害されて見えてる方に向かったって中に入れやしないぞ」

ホウキで飛んでいくだけじゃダメなの!? どうしよう。

「あれー? あなたは? こっちにおいでー」
以下略 AAS



57:名無しNIPPER[sage]
2020/09/10(木) 01:16:49.09 ID:EGkFzpej0
「安心するがいい。お前以外もすぐに逝く。寂しい思いはさせない」

「あーら。ありがとう。あなたも追いかけてきてくれるのね。ただ生憎だけど天国と地獄じゃ会えないわよ」

せめて最後まで目を逸らすものか。魔王をにらみつける。
以下略 AAS



58:名無しNIPPER[sage]
2020/09/10(木) 01:22:37.50 ID:EGkFzpej0
魔王から少し距離をとったところでホウキに乗った翼が手を放し私は地に足をつけた。

「そもそもどうやってここまで来たのよ」

魔王城には普通の手段では入ることすらできない。私がやったように魔王そのものの魔法を利用するか、どうにかして魔法を無効化するか。
以下略 AAS



59:名無しNIPPER[sage]
2020/09/10(木) 01:26:35.91 ID:EGkFzpej0
「それだったらなおさらこんなところに来たらダメでしょ!」

「え? だって来なかったら可奈がいなくなっちゃうでしょ。そんなのつまらないもん!」

「あーはっはっはっ!」
以下略 AAS



60:名無しNIPPER[sage]
2020/09/10(木) 01:32:28.42 ID:EGkFzpej0
「英雄の末裔と選ばれし少女の共闘か。だが、切り札がすべて不発に終わった貴様らが揃ったところで我に敵うとでも?」

魔王が悠々と飛んでくる。

わざわざ私たちの会話を待ってくれてたらしい。余裕の表れだろうけど勝ち誇りすぎなのよ。
以下略 AAS



61:名無しNIPPER[sage]
2020/09/10(木) 01:36:43.02 ID:EGkFzpej0
「いい。一発で決めるわよ」

翼に魔王と長時間やり合う技術はない。

私に魔王の防御を崩す火力はない。
以下略 AAS



75Res/52.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice