勇者「この物語の結末は、ここにいるみんなが見たいんだ」
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47: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/26(水) 00:13:38.12 ID:in9yJLro0
「余興よ。我は人類に対し絶望を与えてから倒すのが礼儀と心得ている」

勇者の問いかけに、魔王は一呼吸を置いて答える。

「違うな」
以下略 AAS



48: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/26(水) 00:20:42.22 ID:in9yJLro0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

男「すげぇ……」

男「俺の伏線張る能力すげーーー!」
以下略 AAS



49: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/30(日) 02:11:22.45 ID:eg4qxyAZ0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

国王「勇者よ、良くぞ魔王を倒してくれた」

国王「そして、良くぞわが王国に戻ってくれた。王国を代表して礼を言おう」
以下略 AAS



50: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/30(日) 02:13:53.67 ID:eg4qxyAZ0
国王「ついては勇者よ、そなたたちに魔王討伐の褒賞を授けたいと思うのだ。褒賞の希望があれば遠慮なく申してほしい」

勇者「……」

国王「できる限り望みは叶えるぞ。さすがにこの王座を譲ることはできんがな。ワッハッハッ」
以下略 AAS



51: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/30(日) 02:17:53.80 ID:eg4qxyAZ0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

男「どうよ?」

友「はぁ、まぁ、何ていうか……どうでもいいんじゃね?」
以下略 AAS



52: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/30(日) 02:21:03.88 ID:eg4qxyAZ0
男「そんなこと言わないで、一端の物書き気取りの友は感想言いたくてしょうがないんだろ? ほらほら」

友「気取ってないから感想言いたくない。以上」

男「いやお願いしますってほんと。もうそろそろラストなんで、このまま進んでいいのかどうかよくわからないんだよ」
以下略 AAS



53: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/30(日) 02:24:31.01 ID:eg4qxyAZ0
男「一応、側近との戦いの際に兄弟との死闘を演じさせたぞ。俺のアイディアで」

友「俺のアイディアだろ?」

友「登場回数の話ではなく、キャラとしての深みというか、読み手に訴える情と言うかさ……」
以下略 AAS



54: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/30(日) 02:28:27.23 ID:eg4qxyAZ0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

衛兵「これは勇者様と戦士様と僧侶様ではありませんか。本日は王宮へ御用ですか? それとも……」

戦士「ああ、王宮への伺うが、その前にな……」
以下略 AAS



55: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/30(日) 02:31:13.70 ID:eg4qxyAZ0
案内人「そんな離宮を戦没者の墓地にしてしまうなんて、勇者様にはびっくりですよ」

戦士「ああ、戦没者はな、みな平和な世の中を信じて魔王や魔族と対峙してきた者たちなのだ」

戦士「そういう者たちは、誰よりもいい場所で、平和になった王国を見つめる権利がある」
以下略 AAS



56: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/30(日) 02:34:39.41 ID:eg4qxyAZ0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

友「戦士のキャラに深みを与えろと言ったらこれだよ……」

男「え!? え!? 戦士頑張ったじゃん? すげーかっこよく物語まとめたじゃん?」
以下略 AAS



57: ◆B6Um3JY876[saga]
2020/08/30(日) 02:37:15.81 ID:eg4qxyAZ0
友「木を見て森を見ないタイプの一部の読者は、そういうところが気になるとストーリーすら受け付けなくなるんだぞ」

男「まあ最後の最後だから時効でしょ」

友「最後の一行でそれまでのストーリーが全て吹っ飛ぶと言ってるんだよ!」
以下略 AAS



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