勇者「この物語の結末は、ここにいるみんなが見たいんだ」
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43
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◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/25(火) 23:57:10.20 ID:RqFldOwZ0
勇者が離れた後の戦士たちの戦況は目に見えて悪化した。
戦士は防戦一方となり、亡骸たちからの攻撃を防ぐことすらままならなくなった。
それは必然的に、治癒魔法を唱える僧侶の魔力を急速に奪うことにつながった。
分からなかった。
以下略
AAS
44
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/26(水) 00:01:22.08 ID:in9yJLro0
「くっ……ぐっ……!」
圧倒的な攻撃を受け、戦士の視界がゆがみ、全身の感覚が鈍っていく。
(ああ、ついに子守唄まで聞こえてきやがった……)
以下略
AAS
45
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/26(水) 00:03:34.71 ID:in9yJLro0
「あれ……? 亡骸たちは……?」
「浄化魔法です! 浄化魔法でみんな天に還りました!」
「えっ……? だってお前、浄化魔法なんて……」
以下略
AAS
46
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/26(水) 00:08:07.10 ID:in9yJLro0
フハハハハ
そんな会話は地響きのような魔王の高笑いによってかき消された。
「命もない抜け殻を倒しただけで感動するなど、おめでたいにもほどがあるわ」
以下略
AAS
47
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/26(水) 00:13:38.12 ID:in9yJLro0
「余興よ。我は人類に対し絶望を与えてから倒すのが礼儀と心得ている」
勇者の問いかけに、魔王は一呼吸を置いて答える。
「違うな」
以下略
AAS
48
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/26(水) 00:20:42.22 ID:in9yJLro0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
男「すげぇ……」
男「俺の伏線張る能力すげーーー!」
以下略
AAS
49
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/30(日) 02:11:22.45 ID:eg4qxyAZ0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
国王「勇者よ、良くぞ魔王を倒してくれた」
国王「そして、良くぞわが王国に戻ってくれた。王国を代表して礼を言おう」
以下略
AAS
50
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/30(日) 02:13:53.67 ID:eg4qxyAZ0
国王「ついては勇者よ、そなたたちに魔王討伐の褒賞を授けたいと思うのだ。褒賞の希望があれば遠慮なく申してほしい」
勇者「……」
国王「できる限り望みは叶えるぞ。さすがにこの王座を譲ることはできんがな。ワッハッハッ」
以下略
AAS
51
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/30(日) 02:17:53.80 ID:eg4qxyAZ0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
男「どうよ?」
友「はぁ、まぁ、何ていうか……どうでもいいんじゃね?」
以下略
AAS
52
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/30(日) 02:21:03.88 ID:eg4qxyAZ0
男「そんなこと言わないで、一端の物書き気取りの友は感想言いたくてしょうがないんだろ? ほらほら」
友「気取ってないから感想言いたくない。以上」
男「いやお願いしますってほんと。もうそろそろラストなんで、このまま進んでいいのかどうかよくわからないんだよ」
以下略
AAS
53
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/30(日) 02:24:31.01 ID:eg4qxyAZ0
男「一応、側近との戦いの際に兄弟との死闘を演じさせたぞ。俺のアイディアで」
友「俺のアイディアだろ?」
友「登場回数の話ではなく、キャラとしての深みというか、読み手に訴える情と言うかさ……」
以下略
AAS
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