夜叉神天衣「……気が済むまで、踊ってあげる」名人「それは楽しみだ」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/10(月) 21:05:53.15 ID:WY8AjuAdO
「ふん。弟子にちょっかい出されて嫉妬するくらいならもっと早く現れなさいよ」
「無茶言うなよ。俺にも仕事があって……」
「そんなことはどうでもいいのよ。それよりもこの責任、どう取ってくれるつもり?」

逆ギレして、私は名人にも負けて劣らぬ"竜王の指先"を問題の箇所へと導いて触らせた。

「あ、天衣。お前、まさか……?」
「このクズ。助けに来るのが遅いのよ。鬼畜眼鏡に襲われてすっごく怖かったんだから」
「だから、漏らしたと?」
「そうよ……悪い?」

濡れた太ももに触れながら全てを察した八一に対して、私が開き直って応じると師匠は。

「フハッ!」

まるで天空めがけて火炎を吐き出すかのように、高らかに愉悦を漏らす。清滝一門の伝統だ。

「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
「やめなさいよ、クズ。恥ずかしいでしょ」

公共の場で人目を憚らずに哄笑する師匠を弟子として嗜めると、八一は狂喜から一転して、優しく愛しむように頭を撫でてくれた。


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