魔王と魔法使いと失われた記憶
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614:名無しNIPPER[sage]
2020/12/01(火) 00:11:21.13 ID:uDSzzSe+0
2


615: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/01(火) 09:31:17.04 ID:iyEjcrKOO
2とします。
展開上一度アヴァロン側は書かなければならないことが判明したので、そっちはさらっとやります。


616: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/04(金) 21:54:39.25 ID:bvl3ZNmeO



第25-5話

以下略 AAS



617: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/04(金) 21:55:33.73 ID:bvl3ZNmeO

海が良く見える岩場に、彼は腰掛けていた。ザザァ……と波の音だけが聞こえる。

「エリック、そろそろ時間」

以下略 AAS



618: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/04(金) 21:56:04.10 ID:bvl3ZNmeO
沈黙を破ったのは、彼の方だった。


「……どうするんだろうな」

以下略 AAS



619: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/04(金) 21:56:52.61 ID:bvl3ZNmeO
決して結ばれることはできない。それはカルロス君の破滅だけでなく、多くの犠牲を招きかねないからだ。
なら、彼に抱かれるのを拒みつつ、一緒に生きられるだけで良しとするの?それはそれで、生き地獄を彼に味わせることになる。


とすれば……私なら、きっと身を引く。トンプソン先生のように、精神感応魔法に長けているわけじゃないけど……できれば、彼の記憶を消した上で。
以下略 AAS



620: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/04(金) 21:57:25.79 ID:bvl3ZNmeO
「どうした?」

「ううん……ちょっと。嫌なことを考えちゃって」

「……そうか」
以下略 AAS



621: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/04(金) 21:58:20.31 ID:bvl3ZNmeO
「どうしたの?……まさか、アヴァロンが来たとか」

「いや……違う。お伽噺じゃない。不可能じゃないぞ、それは」

「え?」
以下略 AAS



622: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/04(金) 21:58:49.52 ID:bvl3ZNmeO
「ああっっ!!!」

私は思わず叫んだ。そうだ、シェイド君はもともと偽猫(デミキャット)だった。それがアリス教授によって亜人の姿になれるようになったんだった。とすれば……

「鍵はアリス教授が握っているわけ?」
以下略 AAS



623: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/12/04(金) 21:59:41.56 ID:bvl3ZNmeO
用語紹介

偽猫(デミキャット)

猫に良く似た魔獣。人里周辺に住んでおり、農作物を荒らす害獣として知られる。猫との違いは尻尾が2本ある点にある。
以下略 AAS



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