桐乃「アタシの兄貴がゲイなわけがない」
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45:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:43:21.08 ID:34E8RAEK0

「まず第一に...この分厚い設定資料を読まないとゲームを進めることができないのなら...この設定資料もデータに取り込まなくてはならなくなります..」

「確かに..この分厚い資料をテキストに直すとなると..それだけで膨大なリソースを取られてしまうな...」

以下略 AAS



46:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:44:00.21 ID:34E8RAEK0

「まさかこの分厚い資料を量産してプレイヤーの人に郵送で届けるなんてできるわけないでしょう?」

「ッ!」

以下略 AAS



47:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:44:29.81 ID:34E8RAEK0
「それに...設定が複雑な上に...中二セリフのオンパレードで読むのも正直言ってシンドイです...恥ずかしくなってくるというか...」

瀬菜の遠慮の一切ない評論が続く...

黒猫の作品に対する俺の感想は瀬菜とまったく同じだった。
以下略 AAS



48:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:45:19.07 ID:34E8RAEK0
「.....ヒック」

悔しそうに目に涙を浮かべる黒猫を見て、部長や瀬菜たちはしまったという表情を浮かべる


以下略 AAS



49:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:45:48.97 ID:34E8RAEK0

俺は黒猫を傷つけたくないから卑怯な手を取った...

黒猫を傷つける痛みに俺が耐えることができない..黒猫に本当の感想を告げるのを恐れ、うやむやにしてしまおうとした..

以下略 AAS



50:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:46:16.63 ID:34E8RAEK0
「黒猫...」

「なにを情けない顔をしているのかしら?私を見くびらないでちょうだい...」

黒猫は凛とした表情で俺の顔を見据えてきた
以下略 AAS



51:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:46:47.43 ID:34E8RAEK0
「さて..後は私のだけですね..高坂先輩!!明日はちゃんと持ってきてくださいよ!?」

「あ..ああ..わかってるよ..」

瀬菜のBLシナリオをみんなの前で評論するのか...黒猫の時以上に気が重い...絶対荒れるだろうなコイツ...
以下略 AAS



52:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:47:24.23 ID:34E8RAEK0
「高坂先輩がシナリオなんて書けるんですか?」

「俺を見くびるなよ瀬菜..この中の誰よりも素晴らしいシナリオを描いているという自負が俺にはある!!」

「それに..黒猫..五更にもイラストを描いてもらっているから、これは俺と五更の合作だ..!!五更と俺の熱い力作をしっかりとその目に焼き付けやがれ!!」
以下略 AAS



53:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:48:04.94 ID:34E8RAEK0

「俺と五更でお前たちをあっと言わせて見せる!!覚悟しやがれ!!」

俺は黒猫の不安げな声を押し殺して、部長たちに啖呵を切ってやった

以下略 AAS



54:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:48:46.22 ID:34E8RAEK0
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「さ、上がって...お父さんもお母さんも今日はいないから遠慮しなくていいよ」
以下略 AAS



55:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:49:17.28 ID:34E8RAEK0
「ちょっと待ってったらー!あやせー加奈子ー!!」

2階へ上った二人を追いかけると、あやせと加奈子は神妙な面持ちで兄貴の部屋の前に佇んでいた

「いい?開けるよ加奈子...」
以下略 AAS



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