135:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:51:54.09 ID:34E8RAEK0
「さっきまで..みんな笑顔であんなに幸せな時間が流れていたのに..どうして..こんなことに...」
ポタ..ポタ..という音を立てて俺の目から零れ落ちた涙が床に滴り落ちてゆく..
136:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:52:25.99 ID:34E8RAEK0
「なにって..戦闘に敗北したときのバッドエンドシーンの構想じゃん..」
「フッ..!我ながら力作に仕上がったと自負しているわ!!」
137:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:52:56.46 ID:34E8RAEK0
「すいません!すいません!すいません!お、俺は反対だったんです!!創作とはいえ、妹とその友達を参考にしたキャラにこんなことするなんて!!」
「ちょ..裏切るつもり!?アナタが敗北した後の展開とか考えたほうがいいのかな?なんて言ったから私が気を利かせて書いてあげたんでしょ!?」
「俺はモンスターに慰み者にされろなんて一言も言ってないぞ!?ただ、ちょっとエロいシーンがあった方がユーザー受けがいいんじゃないかって言っただけで..」
138:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:53:33.34 ID:34E8RAEK0
「このシーン..あやかは一体何をされているんですか?しかもこのシーン..強制敗北で必ず流れるシーンなんですよね」
あやせはドス黒いスライムたちがあやかの身体を弄び..あやかが闇に汚れていく様子が鮮明に描かれているページを黒猫に突き付けた
139:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:54:07.60 ID:34E8RAEK0
「しかもなんだよこのシーン..敵になったあやかとの戦いで敗北するとパーティ全員があやかに凌辱されるんだべ?」
加奈子はあやか戦での敗北シーンをペラリとめくった
140:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:54:40.33 ID:34E8RAEK0
「ブリジットじゃなくて、ブリジッタよ..この子はあやかの代わりにパーティに入ったメンバーで、条件が揃えば他の隠しキャラと交代されることもできるのよ」
設定資料集には沙織バジーナを参考にしたと思われる大柄の女性キャラや、赤城瀬奈を参考に創ったと思われるセナチーという名前のキャラの設定が記載されていた
141:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:55:11.38 ID:34E8RAEK0
「アンタ..アタシたちにこんなキモイ物見せて..どうなるかわかってんでしょうね?」
「ど..どうすれば気分を直してくれるのでしょうか?」
「ノート貸して..アタシがこの作品のキモイ部分を全部修正して名作にしてあげる..」
142:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:55:42.30 ID:34E8RAEK0
ーーーーーーーー
ーーーーーーーー
「ひっぐ..ひっぐ...どうして..どうして皆私の芸術をわかってくれないんですか...!」
143:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:56:08.23 ID:34E8RAEK0
「そんなー真壁先輩まで...ん?トイレ...?ハハァ..そういうことですか..もう!真壁先輩ったら..恥ずかしがることないのに..//」
瀬菜は顔を赤く染めると、ホモシナリオを手に真壁君を追いかけた
「真壁せんぱーい!!忘れ物ですよーー!!トイレのお供に私の作品を使ってもいいですよーー!!」
144:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:56:36.83 ID:34E8RAEK0
「せっかくあの女に浴びせる辛辣な言葉をたくさん考えてきたのに..私が出る幕もなく終わってしまったわね..」
「だから言ったろ?お前がワザワザ手を下すまでもなく、あのシナリオはボロクソに酷評されて没になるって..」
145:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:57:07.48 ID:34E8RAEK0
「真壁と赤城が出ていっちまったが..まあいい..次は高坂..おまえのシナリオを見せてくれ」
「はい!!これです..!!」
166Res/122.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20