142:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:55:42.30 ID:34E8RAEK0
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「ひっぐ..ひっぐ...どうして..どうして皆私の芸術をわかってくれないんですか...!」
ゲー研の部室に瀬菜のすすり泣く声が響き渡る..
泣きじゃくる瀬菜をゲー研の部員たちは鋭い目で取り囲み、罪人を断罪するかのような厳しい面持ちを浮かべていた。
「どうもこうもねえだろ..?なんだよこの作品は!!なんでゲー研の部員たちとお前の兄貴がホモ電車してるんだ!?ボツだこんなの!!」
テーブルの上には件のゲイシナリオが置かれており、怒りのあまり眉間に血管を浮きだたせた部長の雷が瀬菜に落ちた
「ひっどーい!!これ書くのに何時間掛かったと思ってるんですかー!?ま、真壁先輩なら..この作品の良さをわかってくれますよね!?」
「ごめん..ちょっと僕には無理かな..」
「そ、そんなー!!」
「ごめん..ちょっとトイレ..」
瀬菜に対して思いを寄せている真壁君でさえこのシナリオはキツ過ぎたようで..
気分が悪いのか青い顔で部屋を出ていった
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