67:名無しNIPPER[saga]
2020/06/26(金) 19:29:26.46 ID:W5lmC8VA0
見渡す限り、まっさらで何も無い野原。
こっちに背を向けて、中腰の姿勢でせっせと何かに勤しむ女の子に、気づくと私は声をかけている。
「ン? アタシ?」
振り返ると、金髪翠眼の人懐こそうな顔が私の前に現れた。
「私にも何か、たとえばあなたに与えられるもの、あるかな」
女の子はニッコリと笑い、どこからともなくピンク色の可愛いじょうろをポンッと取り出した。
「じゃあ、お水あげて!」
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